マイホームを購入する場合「どの建築会社で建てるか?」とても悩みますよね。大手ハウスメーカーならどこが一番良いのでしょうか?「おすすめはどこかな?」「ランキングとかあればいいのになぁ」と思うことでしょう。
また、「地元工務店はどうなのかな?」と悩み出したらキリがありません。結局どこが良いのでしょうか?
結論:建築会社はどこでも構わない。一番売ってる営業マンから買えば良い。
管理人の経験から言えば、地元工務店がオススメ。
家の工法や建材の材質、設備などに特別なこだわりが無い限り、悪質な業者でなければどこで建ててもそれほどの違いはありません。
このサイトの管理人も新築一戸建てを購入した際、どの建築会社で建てるかとても悩みました。当初は、モデルハウスでよく見る大手ハウスメーカーとの契約を考えていましたが、最終的には地元工務店で建てました。後悔はありませんし、とても良かったと思っています。
地元工務店と契約することになった経緯は単純で、管理人が「家を建てたい地域の土地」を地元工務店が所有していたためです。
地元工務店で建てて良かった理由
「価格が安い」「融通が効く」「サービスが良い」の3つ。契約した工務店は社員数名の小さな会社でしたしたので、営業担当者は「社長さん」でした。過去に建てた経験も多くさまざまな提案をして頂きましたし、間取りなどのこちらの要望にも応えてくれました。大手ハウスメーカーでは考えられないサービスとして、作り付けの家具をたくさん作って貰いました。(テレビ台、壁一面の本棚、収納棚、勉強机、神棚)
新築住宅は10年間の保証が義務
これは「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められています。多くの建築会社は「住宅保証機構」に加盟していますので、万一倒産しても、10年間の長期保証については保険で大部分が保障されますので小さな工務店でも安心です。
と言うものの、大手ハウスメーカ-と地元工務店ではそれぞれ特徴があります。また、大手ハウスメーカーの中でもそれぞれ特徴があります。少し比較してみましょう。
大手ハウスメーカー
メリット:
・全国展開しブランド化されており安心感がある
・ハウスメーカー毎にコンセプトがあり暮らし方の提案をしている
(蔵のある家、耐震に強い家、デザイン性)
・家が1つの商品となっているのでどんな家になるかイメージできる
・住宅展示場、モデルハウスがあるのでそれぞれの会社の特色が分かる
デメリット:
・工務店に比べ価格が高い
・営業マンを選べないことが多い
・プランがセット化されており間取り変更が難しい
・マニュアル化されており融通が利かな
地元工務店
メリット:
広告宣伝費など露出が少ないのでハウスメーカーより安い
ハウスメーカーに比べ融通が利く(無理を聴いてくれる)
地元に密着しており、近隣の情報・ネットワークが広い
間取りの変更などにも対応してもらえる
デメリット:
名前に馴染みが無いのでなんとなく不安
アフターサービスが十分で無い気がする
住宅展示場・モデルハウスが無いのでどんな家を建てているのかイメージできない
建築会社を選ぶポイント
マイホームを建てる際に「何を一番重要視するか?」によって「どこの建築会社を選ぶか?」が決まります。管理人は、住む場所にこだわりがあったため、そのエリアに土地を持つ建築会社と契約することになりました。大手ハウスメーカーが土地を保有していればそのハウスメーカーと契約していたと思います。当然、地元工務店との契約前には信頼できる会社かどうか、過去の施工実績や評判についても下調べたりオープンハウス(建築した注文住宅の一般公開)で確認する必要はあります。
建築会社を選ぶ目安としては、住む場所、間取りなどにこだわりが無くお任せで良い人、少々お金が掛かっても安心して任せたい人は大手ハウスメーカーが良いでしょう。ハウスメーカーについてはどこも大きな違いはありません。多少の違いはありますが、それは個人の好みなのでモデルハウスを見て比較しましょう。
重要なのはたくさん売ってる営業マンから買うこと
なぜなら、売れる営業マンは過去に建てた物件が多いので、こちらの希望にも柔軟にこたえることができるのです。また、社内でも一目置かれ意見が通りやすく昇進が早い。万一のことがあっても、アフターサービスが良くすぐに対応してくれる。売れる営業マンは、多くの物件を売るので薄利多売ができる。また、業界にも名前が知られており下請け会社との信頼も厚いからです。これによって、満足できる家づくりができると考えます。
一方、こだわりの間取りがある人、費用を安く抑えたい人は地元工務店が良いでしょう。地元で長く営業を続けている会社であれば安心です。何故なら、家の不具合は建てたあと何年も経ってから分かりますので、「長く営業している=信頼できる会社」となります。
売れる営業マンを見つける方法
直接ハウスメーカーに聞いても教えてくれません。評判を聞き出すしかありません。例えば、住宅の建築現場に行って大工さんと世間話をしつつ聞き出す方法があります。若しくは、「役職の高い人」に営業担当になってもらいましょう。管理人の場合は、営業担当者が「社長」でした。
信頼できる建築会社かどうか確認する方法
不動産の免許番号がひとつの目安となります。不動産業を営むためには免許が必要となりますが、これには番号が付いています。かっこ( )の中の数字は免許を更新した回数なので、大きいほど長く営業をしていることになります。
例えば、
***県知事免許(5)第1234号
国土交通大臣免許(5)第4321号
都道府県知事免許は、その県内だけで営業をしている場合
国土交通大臣免許は、2つ以上の県にまたがって営業している場合
数字は5年ごと(昔は3年ごと)に数字が増える
都道府県知事免許から国土交通大臣免許に変わる場合は、数字が1に戻る
まとめ
悪質業者でなければ、どこで建てても構わない
売れる営業マンから買うことが、家づくりで後悔しないコツ
「どんな家を建てたいか」を家族で話し合い、建築会社を決めてみてはいかがでしょうか?
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