冬の賃貸アパート寒すぎ・簡単に室温が5℃アップした14の寒さ対策DIY

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冬の古い木造アパートの部屋って、とても寒いですよね。

私は、雪国である長野県に単身赴任で一人暮らししています。木造のボロアパートの真冬の朝の部屋の気温は「5℃以下」が普通でした。一番寒い朝の外気は「マイナス20℃」になるので、部屋は「0℃以下」になることもありました。

かといって、寝ている時にも暖房器具を使うと、電気代やガス代にお金が掛かるので悩ましいですよね。屋外で、ストーブをつけているのと正直変わりません。

水道で例えると、お風呂に栓をせず、水を出しっぱなしにしている状況と同じです。

こんな、めちゃくちゃ寒い賃貸アパートの部屋をDIYでリフォームして暖かくした内容を紹介します。

■寒さ対策の効果

冬の朝の室温が5℃アップ!
(暖房を切って寝た翌朝の外と室温の差)

対策前:温度差5℃
(外気温:0℃、室温:5℃
・・・・
対策後:温度差10℃
(外気温:0℃、室温:10℃

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■部屋を暖かくするポイントは2つ

・「冷たい空気を部屋に入れない」
・「暖かい空気を逃がさない」
この2つをコツコツ徹底的にやることです。

部屋は必ず暖かくなります。但し、見た目はイマイチですが・・

いろんな寒さ対策をした結果、寝る前に暖房を切っても12月の朝は「10℃を切る」ことはなくなりました。特に、暖房を切ってからの室温の下がり方が以前に比べとても緩やかになりました。

最も効果があったのは、
・玄関の郵便受けの防寒対策
・ドアの下に取り付けたすき間風ストッパー
・ガラス窓と玄関の窓に断熱材を立てかけたこと
です。

結露で困っている方は、こちらの記事をご覧ください。
→〈結露がひどいアパートの玄関!一晩で床の水たまりを無くす3つの対策

また、自分自身を暖かくする最強アイテムは、ヒーター付きベストでした。安いものでも十分で3,000円位~あります。↓は高いですが、口コミによると暖房が要らない位だそうです。

■実際にやったこと(14個)

※防寒効果を3段階で評価しました

◎:抜群、〇:実感できる、△:よく分からない

床(各部屋共通)

〇:床にアルミシートや段ボールを敷いた。

敷くのと敷かないとでは、雲泥の違いです。

アルミシートは、100均でも売っています。最初100均のものを使っていましたが、すぐ破れました。耐久性、保温性も値段相応です。

玄関

〇:玄関扉にプチプチを貼る

プチプチは、寒さ対策の必須アイテムです。
空気には保温効果があるのを知ってますか?羽毛布団やダウンジャケットは、軽いのに暖かいですよね。理由は、空気が暖かさを逃がさないからです。
プチプチも空気が入っているので、保温効果があります。

まず、プチプチを1つ準備しましょう。
サイズは、いくつか種類があります。
(幅:300mm,400mm,600mm)

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◎:通気口をプチプチで塞ぐ

◎:扉と鉄枠の隙間にすきまテープを貼る
関連記事<玄関の防寒ならコレ!見た目は悪いが効果は抜群!

◎:玄関扉の郵便受けを取り外した

一番効果があったのは、コレです。
色々試した結果、無くすのが一番!
関連記事〈郵便受けを外して室温アップ

◎:玄関扉に断熱材を立てかけた

すごく効果がありました。
暖かい空気も逃がさず、冷たい空気もシャットアウトできるので効果抜群でオススメです!
関連記事<玄関の防寒ならコレ!見た目は悪いが効果は抜群!>

ガラス窓

〇:ガラス扉にプチプチを貼る

〇:窓の下側に冷気の進入を防ぐ、断熱ボード(冷気ストップパネル)を立てかけた

〇:レースのカーテンの内側(ガラス側)に、冷気をシャットアウトする特殊なカーテンを取り付けた

〇:カーテンを厚手タイプ(遮光1級)へ変更し、床まで届く長さにした

◎ガラス窓に断熱材を立てかけた
関連記事<窓の防寒なら断熱材!見た目は悪いが効果は抜群!>

これは、抜群の効果がありました。

断熱材は厚いほど断熱効果が高いのですが、厚さ30mmだど重くて扱いが大変なので20mmがオススメです。私は、両方使っていますが普段動かさない場所に30mmを使っています。また、これらの商品は建築資材なので雑に扱うと粉が出てしまうので、神経質な方はご注意下さい。

断熱材 スタイロフォーム 厚さ20mmx巾910mmx長さ1820mm
カネライトフォーム 厚さ20mm 910mm×1820mm

キッチン

◎:玄関とキッチンの間に仕切りを作った
関連記事<玄関の防寒ならコレ!見た目は悪いが効果は抜群!>

◎:キッチンとリビングの間の扉の下に詰めものを入れた

冷気の進入をシャットアウト。プチプチで代用可。抜群の効果があり。
関連記事<ドアの下のすきまを塞いで室温アップ>

トイレ

◎:トイレの扉の下に↑この詰め物を入れた

これでトイレから部屋への冷気の進入をシャットアウト。プチプチでも代用可。
抜群の効果あり。

△:換気扇を塞ぐ

お風呂以外の通気口をプチプチで塞いだ。

リビング

◎:通気口を塞ぐ

お風呂以外の通気口をプチプチで塞いだ。


〇:キッチンとリビングの間の扉の下に「すきま風ストッパ」を詰めた

冷気の進入をシャットアウトして、片方の部屋だけ暖かくできる。
抜群の効果あり。

お風呂

何もやっていません。

浴室の通気口(換気扇)を塞ぐと、浴室の湿気がこもるのでやめました。

部屋の間取り

1K:玄関を入るとすぐキッチンがあり、その奥にリビングがあります。キッチンとリビングの間にドアがあります。

まとめ

寒さは、ガラス窓、窓やドアの隙間風、床からやってきます。冬のガラスはキンキンに冷たくなりますし、窓やドアの隙間からは冷たい風が入ってきます。そして、床は冷たくなり、裸足ではとても歩けません。

■床
フローリングにアルミシートを敷く。

掃除がやりくいですが、暖かさは全然違います。
特に、こたつの下や電気カーペットの下に敷くと床から来る冷気をシャットアウトできます。さらに、床に熱が逃げないので節電にもつながりお得ですよ。 うまく敷けないところや、汚れやすいところは段ボールを敷きました。これだけでも効果あります。汚れたら交換するようにしました。

■ガラス窓、玄関扉

・プチプチシートを貼る

ガラス窓、玄関扉からは、外の冷気が伝わってきますので、その熱が伝わってこない様にすることがポイントです。
そのためには、ガラス面や金属部分にプチプチシートを貼りましょう。コレをはると熱の伝わりにくくなりります。熱が伝わりにくくなる理由は、プチプチの中には空気が入っており、この空気が断熱効果があるためです。ダウンジャケットは、その効果を利用していてふわふわで空気が入っているのであんなに軽くても温かいのです。

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・冷気の進入を防止するカーテンを掛ける

プチプチを貼っただけでは、冷気を完全に止めることはできません。冷気の進入を止めるアイテムとして、カーテンレールに引っ掛けてカーテンの内側に取り付けるものがあります。これにより、さらに冷気の進入を防ぐ事ができます。

■窓

・窓の下にボードを立てかける

冷たい空気は重く、温かい空気は軽い性質があるので、冷たい空気は下の溜まります。つまり、冷たい空気は下から入ってくるので、ボードを窓際に置くと効果的です。ホームセンターで売っているボードでなくても、段ボールを立てかけるだけでも違います。

・厚手のカーテン(いわゆる遮光タイプ)にして、床まで着く長さにする

・隙間テープで冷気の進入を防ぐ

隙間テープは、100均やホームセンターで売っています。 冷気は玄関の扉、窓のサッシの隙間から入ってくるので、「玄関扉と鉄枠」「サッシと窓」の隙間に、「すきまテープ」を貼りましょう。

・窓のサッシや、玄関扉で露出した鉄の部分をプチプチで覆う

注意事項

扉の下のすきま風や、部屋の換気口を塞ぐと空気の流れが止まって、部屋の空気がこもります。体調を崩さないように、換気をしてください。

また、寒さ対策を進めていくと、結露しやすくなるので「カビ」の発生にも注意してください。

最後に

今回は、色々な防寒対策を紹介しました。この他にも、まだ出来ることはありますので、試してみてください。

最後に、今気になっている商品を紹介します。口コミの評価も上々です。

■体の芯からぽかぽか温まる遠赤外線ヒーターです。
アパートだとエアコンがメインの暖房です。これだけだと寒いので、補助暖房が必要です。
しかし、今の賃貸アパートでは、入居の条件で石油ストーブは使えません。
このヒーターは、灯油が要りませんので空気が汚れません。薄型で狭いワンルームのアパートでも場所を取らないので、お勧めです。


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