【就活・転職】プラントエンジニアってどんな仕事?必要な資格は?

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【就活・転職】プラントエンジニアってどんな仕事?必要な資格は?

就職、転職活動をしていると一度は「プラントエンジニアリング会社」を目にしたことがあると思います。名前がかっこいいので気になりますが、何をしているのかよく分かりません。結局、こうった会社では、どんな仕事をするのでしょうか?

化学プラントのエンジニアリング会社で働いていた、プラントエンジアがそんな気になる情報を紹介します。

目次
・プラントエンジニアリング業界とは?
・プラントエンジニアってどんな仕事?
・プラントエンジニアの給料ってどれくらい?
・プラントエンジニアになるために必要な資格は?

・プラントエンジニアリング業界とは?
一言で言うと、「工場を建てる会社」です。広い意味では「建設会社」に含まれますが、人が住む建物ではなく、「工場=プラント」を専門に扱います。プラントには、石油精製プラント、化学プラント、ごみ処理プラント、水処理プラントなどがあります。
このような巨大な工場をつくる会社です。また、既存の工場の改修やメンテナンスも行います。

・プラントエンジニアってどんな仕事?
プラントエンジニアを直訳すると「工場で働く技術者」ですが、「工場の企画、設計、調達、建設、試運転、稼働後のメンテナンス」に関わるエンジニアを指します。他にも、プラント運転員、設備保全スタッフも広い意味では、プラントで働くエンジニアですが今回は省略します。

プラントエンジニアは工程別に3つに分かれます。また、設計者だけを、プラントエンジニアと呼ぶ場合もあります。

・プロセス設計技術者
工場の反応プロセスや処理工程を決める人です。化学プラントだと、製品を製造する反応
プロセスを決める技術者になります。

・設備設計者(土木、機械、電気、計装)
工場を建てるためには、各分野の専門の技術者が必要になりますので、それぞれの分野の設計が必要になります。基礎工事や建物建設を担当する「土木・建設設計」、配管やポンプといった機械設備を担当する「機械設計」、ポンプやファンといった機械設備を工場を動かすための「電気設計」、工場を自動で制御するための「計装設計」が主な分野になります。

・施工管理技術者
工事現場の施工管理スタッフ、いわゆる現場監督です。
仕事は、プラントでの工事(配管工事や機器の据え付け、電気工事、軽装工事、土木工事)の施工管理(監理)をすることです。これは、一般建築の現場監督と似ています。資材を調達し、工程や工事の品質を管理します。また、利益がでるようにお金の管理もします。さらに、事故が起きないように安全面もしっかり管理をします。

・プラントエンジニアの給料ってどれくらい?
会社毎で様々ですし、職種によっても様々ですので、一概には言えませんが、他の会社に就職した同級生よりも給料は多かったです。
私は施工管理技術者として働いていました。基本給は多くありませんでしたが、とにかく忙しく残業代をたくさんもらっていました。大規模な工事が始まると体力勝負でした。
親に給料明細を見せると、「あんたこんなにもらってんの!」とびっくりしていました。そんな金額です。

・プラントエンジニアになるために必要な資格は?
あるに越したことはありませんが、就職・転職するために必要な資格はありません。
特に、新卒の場合は必要ありません。プラントエンジニアリング会社に就職したら、自分の希望する部署で一所懸命働けば、大丈夫です。
一方、転職で求められるのは、資格よりも前職での実務経験や実績、専門知識です。しかし資格があると、他の候補者よりも有利になるのは間違いありません。
しかし、必要な資格は業種、職種、専門分野でバラバラです。

例えば、専門分野の施工管理技士(建築・土木・電気工事・管工事)
電気主任技術者
電気工事士
高圧ガス製造保安責任者
危険物取扱者
建築士
エネルギー管理士
公害防止管理者
機械保全技能士

と挙げ出すときりが無いほどたくさんあります。
興味がある分野の資格を順番に取っていけば良いと思います。

私もプラントエンジア時代はとにかく資格が必要で、入社してからずっと資格の勉強をしていました。そのおかげで、これまで取った資格は20以上になります。この資格のおかげで、製造メーカーに、工場を管理する設備管理技術者として、転職することができました。

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