プラントエンジニアから設備管理技術者(ビルメン)に転職して苦労したこと

私は、化学プラントのプラントエンジニアから精密機械メーカーの製造工場・オフォスビルの建物設備を管理する、設備管理技術者に転職をしました。
広い意味では同じような職種でしたが、転職してから非常に苦労しました。今回は私が転職で苦労した内容を紹介します。

結論

プラントエンジアは、専門性領域が狭く深い。資格よりも専門知識・経験が求められる。
設備管理技術者は、専門領域が広く浅い。専門知識・経験よりも資格が求められる。
転職後は、このギャップに苦労した。

目次

私の経歴
設備管理技術者(ビルメン)に転職して苦労したことは?

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社に入社し化学プラントのプラントエンジニアとして働いていました。
プラントエンジニアは、役割分担が細かく分かれていて、プラント工事の施工管理を専門に行う施工管理技術者でした。さらに「機械工事」を専門に扱っていました。「機械工事」とは、化学プラントの「塔、槽、熱交換器、ポンプ、ファン」といった「機器」や「配管(パイプ)」の新設・改修、メンテナンス工事の総称です。

そんな施工管理技術者(プラントエンジニア)から「精密機械メーカーの半導体の製造工場やオフィスビスの建物設備を管理する設備管理技術者」に転職をしました。

半導体の製造工場では、前職のようなユーティリティ(薬液供給設備、特殊材料ガス、純粋製造、給気・排気設備、電気設備)プラントがありました。ちょうど私が入社したときは、半導体の製造工場の建設中でしたので、前職の施工管理の経験を活かして働くことができました。

設備管理技術者に転職して苦労したことは?

しかし、順調だったのは、建設工事中だけでした。
転職前と転職後の両者では「施工側(設備を建てる・直す)」と「注文側(設備を使う)」という立場が決定的に違っていたのです。
今思えば当たり前ですが、このことが当時はよく分かっていませんでした。

同じように設備を扱う仕事でも、業界や立場によって、業務内容が異なり求められるスキル
が違っていました。このギャップに苦労しました。

プラントエンジニア時代は、「機械工事」が専門でしたので、「電気、計装、建築、土木」の分野は専門外で全く知識がありませんでした。
さらに施工管理では、専門領域の知識や経験が必要で、公的資格はあまり必要ありませんでした。つまり、自分の専門領域の仕事を深く突き詰めていけば良かったのでっす。

一方、「精密機械メーカーの半導体の製造工場やオフィスビスの建物設備を管理する設備管理技術者」は、「電気、計装、建築、土木」も関係なく幅広い知識が求められます。また、建物設備の管理には、法的な縛りがたくさんあるため、いろんな公的資格も必要なのです。

転職後に一番苦労したのは、自分の専門分野以外の知識が全くなかったこと。特に「電気」のことが全然分かりませんでした。学生時代に勉強はしましたが、単相と三相の違いすら分かっていませんでした。

転職直後に「これはヤバイ!」を焦りを感じ、ギャップを埋めるために「資格」の猛勉強を始めました。転職前も資格をいくつか持っていましたが、このペースでは全然ダメだ。と思い、ペースを上げて複数の資格の勉強をしました。
全く知識の無い電気素人の状態から「第3種電気主任技術者」の資格をとることができました。
他の資格も、継続して勉強を続けたおかげで、仕事でも成果を挙げることができるようになりました。

取った資格のおかげで、建物設備を管理する法的な責任者にも選任され、今では責任ある立場で仕事をしています。

プラントエンジニアの給料・年収ってどれくらい?オススメの会社は?

就職活動や、転職活動で気になるのは、やっぱり給料・年収ですよね。
そんな気になる情報を調べて見ました。

結論

プラント専業3社:717万~956万
業界の平均:670万前後。
最も多いのは、500万~700万のゾーン。

目次

年収の内訳は?
プラント専業3社の年収は?
その他のエンジニアリング会社の年収は?
どの会社がオススメ?

年収の内訳は?

給料・年収が多い会社を選びがちですが、大事なのは「基本給」がいくらか?「福利厚生」の内容はどうなっているか?がポイントです。

年収の内訳は、「基本給」にいろんな手当が加算されたものです。
「残業代」「出張手当」「通勤手当」「単身赴任手当」といったお金をすべて加えたものが収入になります。

例えば、
「基本給」+「時間外手当(残業代・休日出勤代)」+「通勤手当(交通費補助)」+「住宅手当」+「家族手当」+「出張手当(国内・海外)」+「単身赴任手当」
のようなイメージです。

ですので、同じ年収の会社があっても、2つのケースがあります。
①基本給が高くて、出張や残業が少ない会社。
②基本給は低いが、国内、海外での長期出張が多く、残業が多い会社。

若い時は、ばりばり働いて稼ぎたいので②の方に魅力を感じますが、結婚して家庭を持ち年齢を重ねてくると、②は体力的にキツいです。長く働くには、①の会社がオススメです。

プラント専業3社の年収は?

会社四季報で調べました。(2019年3月)

日揮:956万
千代田化工建設:895万
東洋エンジニアリング:717万

このように、年収は四季報で調べることができますが、基本給がいくらなのか?は分かりません。専業3社は、自分で工場を持っていません。そのため、建設現場を転々する長期出張が多いイメージがあり、その分年収は高くなっていると思われます。

その他のエンジニアリング会社の年収は?

その他のエンジニアリング会社は、未上場の会社が多いので正確なところは分かりません。
ユーザー系エンジニアリング会社は、親会社よりやや低い水準の給与形態となっているところが多いので、きになるユーザー系エンジニアリング会社があれば親会社の年収をチェックすると良いです。
上場している会社(プラント大手工事会社含む)の年収を紹介します。

東芝プラントシステム:859万
富士古河E&C:750万
レイズネクスト:658万
山九:591万
高田工業所:498万

未上場の会社も含むと、業界平均では500万~700万となっています。
年収は、専業3社よりやや低くなっています。これは、自分が持っている工場を拠点にプラントの建設、改修、メンテナンスを行うため、長期出張が少なく、出張手当も少ないことが要因の1つ考えます。
しかし、プラント建設や、メンテナンスのピークの時には、土日関係なく作業が進むので残業は多くなります。

どの会社がオススメ?

公表している年収の内訳を理解してから決めてください。
同じ年収でも、2つのケースがあります。
キツくてもバリバリ働きたいなら②、そうでないなら①がオススメです。

①基本給が高くて、出張や残業が少ない会社。
②基本給は低いが、国内、海外での長期出張が多く、残業が多い会社。

エンジニアの僕が「就活・転職」で失敗して分かった後悔しない「会社・職種」の選び方

就職活動やや転職活動で失敗して、後悔したくないですよね。当然、私もそう思っていました。しかし、今振り返ると「就活、転職で失敗したなぁ」ことがあります。
私の経験を紹介しますので、これから就活、転職する皆さんが後悔しないよう参考にしてください。

結論

・新卒(第2新卒)では、自分が本当に興味がある「業種・会社」で選ぶ。
・転職では、自分の経験のある「職種」で選ぶ。

目次

・私の経歴
・就職活動で失敗したこと
・転職活動で失敗したこと
・後悔しないためにどうすればよい?

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社にプラントエンジニアとして入社しました。4年間勤めた後、精密機械メーカーの製造工場・オフィスビルの設備を管理する技術者に転職しました。

私が就職活動で失敗したこと

私は学生の時「研究・開発職」に就くのが希望でしたので、大学4年生の春まで大学院へ進学するつもりでした。そのため、就職活動は全くやっていませんでした。
しかし、急遽家庭の都合で就職しなければならなくなり、周りのみんなが既に内定をもらっている中、慌てて就職活動を始めました。
大学就職課、研究室の教授、OBのツテを頼って、いくつか会社を紹介してもらいました。その中で「プラントエンジニアリング会社」に興味を持ちました。そのプラントエンジニアリング会社は「プラントを建てる」だけでなく「メカトロニクス関連の業務」も行っていたからです。自分では「メカトロニクスの設計職」か「プラントの設計職」に就きたいと思っていました。しかし、自分の希望は通らず、配属されたのは「プラント工事の施工管理部門」でした。
この時点で、希望と現実にギャップが生まれてしまい、何年経っても気持ちのモヤモヤは無くなりませんでした。
結局、4年目でエンジニアリング会社を退職し、精密機械メーカーへ転職することになりました。
新卒で就職活動をする場合は、「希望の職種に配属されないこともある」ということを念頭におきつつ、自分が一番興味のある「業界」自分が働きたいと思う「会社」を選ぶべきです。
配属された部門で経験を積みながら、自分が希望する職種への異動のチャンスを狙うと良いです。
冷静に考えると当たり前ですよね。学生の希望通りに配属を決めれる訳がありません。企業は、新入社員の適正を見ながら、人材が不足している部署や強化したい部署へ新入社員を配置しますので、学生の思い通りにはなりません。

自分が希望する部署に配属されても、後々違う部署へ異動する可能性も十分あります。

・転職活動で失敗したこと

転職先を「研究・開発職」を軸に転職活動を始めましたが、書類選考ですべて落とされ、門前払いでした。
現実を知り、転職先を「機器設計職」に変更し、転職活動を再開しました。数社の面接を受けましたが、全部×でした。
受験した会社は、一部上場企業や業界大手企業でした。
面接では、私のスキル・キャリアが募集している職種で使えるかどうか?を審査されましたが、うまくマッチングしませんでした。

驚いたのは、面接の中で「あなたが応募した職種では無いが、あなたの経験を生かせる職種があるので働いてみない?」をオファー受けたことがあります。
やはり、中途採用者を即戦力として考えていることがはっきり分かりました。

当時のことを振り返り、失敗した原因を冷静に考えてみました。企業は中途採用者は、どんあ人が欲しいでしょうか?
・経験があって、その職種をやりたい人
・未経験で、その職種をやりたい人
・経験があって、その職種をやりたい人
・未経験で、その職種をやりたくない人

当然、「経験があって、その職種をやりたい人」です。
一方私は、「未経験で、その職種をやりたい人」だったのです。企業側は、余程将来性が無い人で無いと採用しませんので、内定がとれないのは、当たり前ですね。

結局、1年目の転職活動は全敗でした。
2年目に応募する職種を「今までの経験が生かせる職種」に方向転換をした結果、ようやく内定を取ることができました。

・後悔しないためにどうすればよい?

新卒(第2新卒)では、自分が希望する職種にはつけないかもしれないので、自分が本当に興味がある「業種・会社」を選んでください。自分が好きな業界や会社なら後悔することはありません。

一方、転職では、自分の経験のある「職種」で選んでください。未経験の人は、会社にとっても魅力がありません。特に、大手企業の場合は門前払いです。

しかし、未経験の職種でも採用してもらえる企業があります。
それは、人手不足が深刻な「中小企業」や「人材派遣会社」です。
「未経験の職種で働きたい」意思が固いなら、「中小企業」「人材派遣会社」にチェレンジしてください。但し、給料もキャリアもダウンしますが、覚悟してください。
ここで、2~3年経験を積んでから、大手企業に転職すればキャリアも給料もアップします。

【転職】プラントエンジニアだった僕が転職活動で失敗したこと

いざ「転職しよう」と決意しても、転職して失敗したら怖いですよね。
私は、一度転職をした経験がありますが、やり方が悪くてうまくいきませんでした。
皆さんが、転職で失敗しないように、私が経験した事例を紹介します。

結論

転職活動で、大手企業を狙うなら「経験のある職種」に応募する!
未経験の職種への転職したいなら、小さな会社で良いので経験を積むこと。

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社に入社し化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)として働いていました。
しかし、新卒で就職活動をしていた時に、「精密機械メーカーの機械設計」にも興味あったのです。この思いが捨てきれず「機械設計」の仕事に就きたくて、転職活動をしました。

「プラントエンジニア(施工管理技術者)」と「精密機械メーカーの機械設計」は、同じエンジニアなので、似たような仕事と思うかもしれません。しかし、中身は全く求められるスキル、キャリアが違うのです。
つまり、私は未経験の職種への転職活動をしたのです。

実際どうだったの?

2年間転職活動をして数社の面接を受けましたが、全部×でした。受験した会社は、一部上場企業や業界大手企業でした。
面接では、私のスキル・キャリアが募集している職種で使えるかどうか?を審査されましたが、うまくマッチングしませんでした。

驚いたのは面接の中で「あなたが応募した職種では無いが、あなたの経験を生かせる職種があるので働いてみない?」をオファー受けたことがあります。
やはり、中途採用者を即戦力として考えていることがはっきり分かりました。

当時のことを振り返り、失敗した原因を冷静に考えてみました。企業は中途採用者は、どんあ人が欲しいでしょうか?
・経験があって、その職種をやりたい人
・未経験で、その職種をやりたい人
・経験があって、その職種をやりたい人
・未経験で、その職種をやりたくない人

当然、「経験があって、その職種をやりたい人」です。
一方私は、「未経験で、その職種をやりたい人」だったのです。企業としては、余程将来性が無いと採用しませんので、内定がとれないのは、当たり前ですね。

しかし、未経験の職種でも採用してもらえる企業があります。
それは、人手不足が深刻な「中小企業」「人材派遣会社」です。
「未経験の職種で働きたい」意思が固いなら、まずは「中小企業」「人材派遣会社」で内定を取り、2~3年経験を積んでから、大手企業に転職すればキャリアも給料もアップします。

まとめ

未経験の職種への転職はやはり難しい。
転職活動で、大手企業を狙うなら「経験のある職種」に応募する。
どうしても、未経験の職種への転職したいなら「中小企業」「人材派遣会社」で経験を積む。

【就活・転職】プラントエンジニアってどう?つらい?苦労は?やりがいは?

就活、転職でプラントエンジニアに興味がある人は、仕事の「大変さ」「やりがい」といったプラントエンジニアの実態が気になりますよね?
求人専門サイトや企業の募集要項、先輩のインタビューは「やりがい(良い面)」が全面に出ていますが、本音はどうなっているのでしょうか?

そんな気になることを、化学プラントで働いていた元プラントエンジニアが、紹介します。

目次

・私の経歴
・プラントエンジアのやりがい
・プラントエンジアで苦労したこと

・私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社に入社し化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)として働いていました。専門は、プラント工事の中でも機械工事と呼ばれる「配管やポンプ・塔・槽といった機器」の新設工事や改修工事、メンテナンス工事をの施工管理を担当していました。

4年間勤めた後、精密機械メーカーへ転職し、「製造工場・オフィスビル」の設備管理技術者(プラントエンジニアとビルメンを足して2で割ったような仕事)として働いています。

・プラントエンジアのやりがい

兎に角、スケールが大きいです。
プラントの新設工事を担当すると、大型プロジェクトの一人として「自分が巨大な工場の建設に関わることができる」ことです。「自分が建てたんだ」という思いがわいてきます。更地から工場が建っていくのを間近で見れるのが醍醐味です。

メンテナンス工事でも、自分が計画した通りに工事が終わったときの達成感は最高です。
というのも、1つの工事を進めるためには、事前の準備がとても大事になってきます。
資材を調達し、職人(作業者)、重機の手配をして、客先と工程を調整します。これらのいくつかの要素を施工管理技術者(現場監督)が、オーケストラの指揮者のように全体をコントロールするのです。うまくいくと、とても気持ちが良いです。

また、プラントエンジニアは専門性が高いので、経験を積めば積むほどスキルがどんどんアップしていくことです。「自分ができること」がどんどん増えていくので、自分の成長が実感できます。

・プラントエンジアで苦労したこと

苦労は、先ほど、紹介した「やりがい」の裏返しです。
大型プロジェクトを任されると「失敗したらどうしよう」とプレッシャーがかかり不安になることもあります。しかし、苦労大きいほど、乗り越えたとき、終わったときに達成感を味わえるんですけどね。

また、プラント建設では、スケールが大きいため、一度工事が始まると工期がとても長いです。海外や国内での長期出張も多いです。家族がいると、離れる期間も長くなります。

プラントエンジニアは技術者ですが、一人でもくもくと作業をするというわけではありません。むしろ、いろんな人たちとコミュニケーションを取りながら、仕事を進めないといけません。客先との折衝から始まり、自分の専門以外のエンジニア(化学、電気、計装、建築、土木)や現場の作業者(職人)ともつきあっていかないといけません。
特に、現場をうまく回そうとすると、ひとくせも、ふたくせもある、職人の生の声をしっかり聞くことも大事です。技術面だけでなく、人とのコミュニケーション・人間力も試されます。

プラント業界は専門性が高いので、日常生活で使わない専門用語がたくさんあります。
「みんなが、しゃべている言葉が分からない」のでとても苦労しました。
これは、働いてみないと分かりませんが、入社して1年間位は知らない言葉がいっぱい出てきていました。1年位経つと、使っている専門用語は分かるようになります。

1年経てば、詰まりながらも一通り仕事ができるようになります。3年経って、ようやく一人前といったところです。

まとめ

どの仕事もそうですが、「やりがい」があれば「苦労」もあります。
楽な仕事では、やりがいや達成感は得られません。
苦労が大きいほど、乗り越えたときの達成感は大きいですよね。

【転職】未経験でもプラントエンジニアに転職できる?

未経験の職種に転職出来るのでしょうか?
未経験の業界にも興味があっても、採用されるのか?やっていけるのか?不安ですよね?

エンジニアリング業界は特殊な業界です。化学プラントで働いていた元プラントエンジニアが、そんな気になることを紹介します。

結論

未経験でも積極的に募集しているプラントエンジニアの職種はある。

未経験でもプラントエンジニアに転職できる?

プラントエンジニア業界は馴染みがなく特殊な業界です。未経験だと飛び込みにくいかもしれません。
しかし、最近はプラント業界全体が非常に忙しく人手不足の状態が続いており、全国各地で求人が出ています。
ひとくくりにプラントエンジニアといっても、実はいくつか職種があり「未経験」でも積極的に募集している職種もあります。

プラントエンジニアは大きく5つの職種があります。
転職のしやすさをチェックしてみました。
未経験でもOK:◎
未経験だと難しい:△

△:プラントエンジニア(プロセス設計・設備設計・プロジェクトマネージャー)
:プラントエンジニア(施工管理・安全管理)
◎:プラント運転管理(オペレーター)
△:プラント設備保全(メンテナンススタッフ)
△:生産技術スタッフ

プラント運転管理要員(オペレーター)や、施工管理技術者は、未経験でも積極的に採用しています。それだけ、人材が不足しているんですね。興味がある方は、挑戦してみてください。

但し、大手企業だと応募者がたくさんいて、なかなか採用されない可能性もあります。中小企業や人材派遣会社だと、採用される確率がアップします。

一方、プラント設計や設備保全スタッフは、大手企業だと「前職で全く経験が無いと門前払い」です。
この職種に就きたいなら、最初は、「規模の小さい会社」や「人材派遣会社」に就職して、ゼロからノウハウを学び、経験を積んでください。
2,3年経験を積めば大手企業への転職が可能です。このステップを踏めばキャリアも給料もアップします。

まとめ

プラント業界は専門性が高く、中途採用者に対しては即戦力を求めているので経験が無い職種への転職は難しいです。

しかし、プラント業界の経験者の数は限られているので未経験でも積極的に募集している職種があります。

また、経験者しか採用していないプラント設計やプラント設備管理でも就職する道があります。
狙い目は「規模の小さい会社」や「人材派遣会社」へ一旦就職してキャリアを積むことです。
そうすると、3年後には大手企業のプラントエンジアに転職して、給料とキャリアアップができます。

【就活・転職】石油化学プラントで働くエンジニア・技術職ってどんな人?

石油化学プラントで働くエンジニア、技術職にはどんな職種があるのでしょうか?ぱっと思いつくのは「プラントエンジニア」という言葉ですが、どんな仕事か知っていますか?
石油化学プラントで働いていた、元プラントエンジニアが化学プラントの技術職の種類と内容を紹介します。

目次

技術職の種類は何がある?
どんな仕事内容?
学生時代の専攻は関係ある?

技術職の種類は何がある?どんな仕事内容?

プラントの建設~運転~保全の流れで説明していきます。
技術職は、大きく5つに分かれます。

1.プラントエンジニア(プロセス設計・設備設計・プロジェクトマネージャー)

プラントの新規建設や改修をする場合、顧客の要求を元にどんな工場をつくるのか?という基本プランを企画、検討し、基本設計をつくります。基本設計ができたら、より具体的なことを決める詳細設計に移ります。詳細設計では、『化学工学、機械、電気、計装、土木、建築』の各分野を専門とするエンジニアが一丸となってプロジェクトを進めることが不可欠です。そんな『エンジニア達』をまとめるのが、『プロジェクトマネージャー』です。

2.プラントエンジニア(施工管理・試運転)

つくるプラントの仕様が決まったら、いよいよプラントの建設(新設・改修)工事です。工事の発注形態は様々ですが、工事を管理(監理)する『施工監理技術者』の出番です。いわゆる現場監督です。
『施工監理技術者』は、工事に必要な機器を調達・手配したり、納期に遅れないように工程を管理します。もちろん、工事の品質にも目を光らせますし、事故が起きないように安全面にも配慮します。
プラントが完成したら、設計した通りに性能を発揮するかどうか「試運転」をしてチェックします。OKになったら、客先へ引き渡しになります。

3.プラント運転管理(オペレーター)

プラントの稼働が始まったら、プラントを動かす(操作・監視)オペレーターの出番です。化学プラントは、24時間操業なので、何班かに別れシフトを組んで交替で勤務します。夜勤もあります。プラントに異常が無いか監視したり、巡回点検をして圧力や温度を記録します。時には、薬品を扱った作業をしたり、バルブを操作します。

4.プラント設備保全(メンテナンススタッフ)

配管から薬品が漏れたり、ポンプが壊れてプラントが緊急停止しないように、設備の状態をチェックして壊れる前に修理を計画します。安い費用で設備を維持したいので、まだまだ使える状態で修理しないように見極めることっも重要です。また、化学プラントは腐食との戦いですので、使用する薬品や温度に応じた腐食しにくい材質を選定することも大事です。

5.生産技術スタッフ

既存のプラントの課題に応じて『製造プロセスの改良』や『新規設備の導入』を担当します。例えば、新しく開発された製造プロセスを量産工場に展開するときは、製造技術スタッフの登場です。
設計をするプラントエンジニアや施工管理技術者と連携しながら、業務を進めます。

学生時代の専攻は関係ある?

化学プロセスに携わるなら「化学」専攻が有利です。
設備保全スタッフや、プラントエンジニア(設計)は、「機械、電気、計装、土木、建築』の分野に専門が分かれていますので、この専攻じゃないとダメというものではありません。何を専攻していても、化学プラントの技術職になることは可能です。

【就活・転職】石油化学プラントで働くオペレーターとは?

石油化学プラントで働くプラントエンジニアやプラントオペレーターの違いを知っていますか?また、どんな仕事をしているのでしょうか?

石油化学プラントで働いていた、元プラントエンジニアがそんな気になることを紹介します。

目次

・石油化学プラントではどんな職種がある?
・プラントオペレーターとは?
・必要な資格は?

・石油化学プラントではどんな職種がある?

石油化学プラントでは、原油を精製して、生活に不可欠な石油製品をつくっています。

石油製品って何?と思うかもしれませんが、合成樹脂いわゆるプラスチックはすべて石油製品です。ビニル袋、ポリバケツ、家電の外装など。もはや、石油製品がないと暮らしていけません。

つまり、石油化学プラントは、石油製品をつくる工場です。樹脂製品に加工しやすいように、ペレットと呼ばれる小さな粒の状態で樹脂メーカーへ出荷します。
こんな、製品をつくる巨大な工場が、石油化学プラントです。

ここで働く代表的な職種が、「プラントオペレーター」と「プラントエンジニア」です。

今回は、プラントオペレーターの仕事を紹介します。

・プラントオペレーターとは?

あまり馴染みがありませんが、別名「運転員」「製造スタッフ」と呼ばれます。
もっと簡単に言うと、石油化学プラントを「操作する人・動かす人」です。

石油化学プラントは、24時間ずーっと製品をつくり続けています。
なぜなら、化学反応をさせて製品をつくりますが、Aプラントでつくった中間原料を次のプラントへ送っています。AプラントからBプラントへ、BプラントからCプラントへと次々に送るのです。
Aプラントが停止すると、後ろのプラントが全部止まってしまうのです。

また、化学反応をさせるためには、高温にしたり、低温にしたり、触媒を投入したりする必要があります。設備が巨大なので、最適な反応条件にするには膨大な時間がかかります。そのため、一度プラントを立ち上げると、できるだけ止めないで連続して作り続けるのが一番効率が良いのです。

この24時間製品を作り続けているプラントを監視したり、設備の巡回をして温度や圧力の数値をチェックしたり、設備に異常が無いか点検をするのがプラントオペレーターです。
24時間体制のため、シフトを組んで交替勤務を行っています。

プラントは自動化されていますが、製造する製品のグレードを切り替えるためバルブを操作したり、触媒を補充したりと人力の作業はたくさんあるため、このような作業も行います。

・必要な資格は?

新卒で就職するときには、必要ありません。
転職でオペレーターになる場合は、資格があった方が有利です。
危険物や化学物質、高圧ガスといった特殊な物質を扱うための資格が必要です。
また、ボイラーといった設備を取り扱うための資格が必要です。
さらに、タンクの中に入って作業をすることもあるので、安全に作業をするための資格も必要です。

例えば、
・有機溶剤取扱主任者
・特定化学物質取扱者
・危険物取扱者
・高圧ガス製造保安責任者
・ボイラー技士
・酸素欠乏危険作業主任者

などなど。
石油化学プラントで働くには、資格を取るための勉強をしなければなりません。簡単なものから難しいものまで、幅広くあります。

【転職】後腐れなく会社を辞めたい!円満に退社する方法は?

「会社を辞めたいけど、なんて言えばいい?」と悩んでいませんか?
辞めたいけれど、正直に話をして人間関係を壊したくないですよね。でも、伝えからを間違えると引き留められズルズルと辞められないのも困ります。
ではどうすれば良いでしょうか?

実際に転職を経験した体験を元に、後腐れ無く、スパッと辞めるコツを紹介します。

結論

次に働く会社を決めてから、辞めたいと切り出す。
但し、前振りがないと「もめる」ので、事前に一度は相談しておきましょう。

目次

・退職までどうやって進めれば良い?
・「辞めたい」ではなく「辞めさせてください」と伝える
・辞めたい理由を聞かれたら、正直に言っていい?
・引き留められたらどうする?

・退職までどうやって進めれば良い?

理由がどうであれ、会社を辞めたい!と思ったら、「自分が次に何の仕事をしたいか?」を考えてください。
「今の仕事がつまらない」「今の仕事がキツい」「人間関係が嫌」という後ろ向きな理由だと、次の会社でも同じことの繰り返しになる可能性が非常に高いです。
辞めたいと思ったきっかけは、後ろ向きな理由でも構いません。でも、それをそのまま辞めたい理由にして転職活動をすると、途中で行き詰まります。そうならないために、前向きな理由に変える工夫が必要です。つまり、「今後は、××の仕事がしたい」という風に考えてください。

辞めたい前向きな理由が固まったら、職場の上司に相談しましょう。
今勤めている会社で、異動したい職場があれば異動願いを出しましょう。
「××の仕事をしたいと思っています。この仕事ができる部署に異動したいのですが、見込みはありますか?それとも、ありませんか?」
異動できる見込みがなかったり、異動したい部署が社内に無ければ、「どうしても、あきらめらきれない」ことを上司に伝えておきましょう。
このやり取りで、円満退社の仕込みが完了することになります。

円満退社の仕込みができたら、次の会社を全力で探してください。
転職先が決まったら、後は今働いている会社に退職を伝えるだけでOKです。

・「辞めたい」ではなく「辞めさせてください」と伝える

転職先が決まったら、職場上司に退職を伝えましょう。
もうこの段階は、「相談ではなく辞めるという事実を伝える」ことになります。
上司には、「辞めたいのですが・・・」と切り出すのではなく、「先日、ご相談した通り私には他にやりたい仕事があります。社内の異動希望も出しましたが見込みが無いとのことでした。しかし、どうしてもあきらめきれないため、転職活動をしていました。この度、やりたい仕事ができる会社が決まりましたので、退職させていただきます。」
相談ではなく、事実を伝えれば大丈夫です。

・辞めたい理由を聞かれたら、正直に言っていい?

辞めたい理由を聞かれても、「先ほど自分で考えた前向きな理由」を押し通せば大丈夫です。今の「職場の嫌なところ」が辞めたい理由であっても、「キツい職場ですが、やりがいがある仕事です。」「苦しい中でも成長できた」と正当化し感謝を伝えましょう。
本音や嫌なところを伝えても、雰囲気が気まずくなるだけです。それが、大人の対応というものです。

・引き留められたらどうする?

次の会社が決まっていれば、引き留めには合いません。私も、次の会社が決まるまでは、引き留めにあっていました。しかし、転職先が決まってからは、一切引き留めはありませんでした。やはり、事前に相談しておくことが円満退社の秘訣です。

まとめ

辞めたいと思ったら、辞めたい「前向きな理由」を考える。
円満に退社するには、事前に一度は相談しておく。
辞める意思が決まったら、転職先を全力で探す。
転職先が決まったら、今の会社に「辞めます」と伝える。
辞めたい本音や嫌なところは言わない。

【就活・転職】プラントエンジニアリング業界とは?オススメの会社は?

【就活・転職】プラントエンジニアリング業界ってどの会社がオススメ?

就職、転職活動をしていると一度は「プラントエンジニアリング会社」を目にしたことがあるかもしれません。しかし、マイナーが業界で普段の生活では馴染みがありませんし、名前もカタカナばかりで、何をしているのかよく分かりません。
結局、どんな業界でオススメの会社はどこでしょう?

就活生や転職中で、詳しい情報を知りたい方に向けて、プラントエンジニアリング会社で働いていた、元プラントエンジアがそんな気になる情報を紹介します。

結論

プラントエンジニアリング会社は、形態によって大きく2種類に分けられる。

①新しい工場をどんどんつくる「専業」

②自分で使う工場を建てたり改修する「ユーザー系」

目次

・私の経歴
・プラントエンジニアリング業界とは?
・エンジニアリングってどんな会社がある?オススメは?

・私の経歴

機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社にプラントエンジニアとして入社しました。4年間勤めた後、精密機械メーカーの製造工場・オフィスビルの設備を管理する技術者に転職しました。

・プラントエンジニアリング業界とは?

一言で言うと、「工場を建てる会社」です。広い意味では「建設会社」に含まれますが、人が住む建物ではなく、「工場=プラント」を専門に扱います。プラントには、エネルギー関連(原子力、LNG、ガスなど)石油精製プラント、化学プラント、製鉄、ごみ処理プラント、水処理プラントなどがあります。
このような巨大な工場をつくる会社です。また、既存の工場の改修やメンテナンスも行います。
大規模な工場建設は海外もありますので、配属部署によっては海外出張も多くなります。
エンジニアリングって何でしょうか?辞書で調べると

・プラントエンジニアリングってどんな会社がある?

実はプラントエンジニアリングを扱っている会社はたくさんありますが、形態は大きく2つに分かれます。

・プラントの建設を「専業」でやっている会社
・石油精製、化学メーカーが自前でプラントの建設や改修を行う「ユーザー系エンジニアリング会社」

この他にも、総合重機、重電、鉄鋼関連のプラント・エンジニアリング会社もありますが今回は割愛します。

プラントの建設を「専業」でやっている会社

プラントの建設を専門に行っている会社で「専業」といわれ、代表的な会社が3社あります。
専業大手3社
・日揮
・千代田化工建設
・東洋エンジニアリング

これが一般的にプラントエンジニアリング会社と言われる会社です。
何をしているかといえば、「工場をつくりたい」お客さんに、つくるプラントの内容、価格、納期を提案します。受注すれば、工場を建てて、試運転をしてお客さんに引き渡します。
プラントの建設が専門なので、自分でプラントを持っていません。いろんな顧客から、工場の建設を受注して建てる。というビジネスモデルです。建てた後の、メンテナンスや改修を担当することもあります。
工場を建てるまでは、オフィスで設計をします。建設工事が始まると、現場で業務を行うことになりますので、その期間は出張になります。現場が海外の場合もあります。

ユーザー系エンジアリング会社

日本には、コンビナートが全国にあります(鹿島臨海コンビナート、川崎コンビナート四日市コンビナート、水島コンビナート、堺泉北臨海コンビナート)
こういったコンビナートには、石油精製、化学プラントが数多く存在ます。大手企業だとそれぞれのコンビナートに同じようなプラントを保有していますので、自分が保有するプラントのエンジニアリングを専門に扱うための「エンジニアリング会社」を持っています。

自分のプラントを自分たちでつくる。という考え方で、ユーザー系エンジニアリング会社は数多く存在します。系列会社で、エンジニアリングを行うと、機密情報が外部企業に流出しにくいし、これまで蓄積したノウハウ・技術を生かせる、コストが安い、プロジェクトが早く進むといったメリットがたくさんあります。一方、維持するコストがかかるので、自前のプラント建設だけでなく、外部のお客さんのプラント建設を扱う会社もあります。

仕事の内容は、プラント建設の専業3社と同じですが、1企業が新しいプラントを国内外にバンバン建てることはないので、新しい工場を建てるよりも、既存するプラントの改修や保守メンテナンスの比率が多くなります。
勤務地は、自分の会社のプラントがある場所になります。

代表的なユーザー系エンジニアリング会社

旭化成エンジニアリング
出光エンジニアリング
クラレエンジニアリング
コスモエンジニアリング
レイズネクスト(旧JXエンジニアリング)
住友ケミカルエンジニアリング
東レエンジニアリング
三菱ケミカルエンジニアリング

まとめ

「新しい工場をドンドン建てたい。大きなプロジェクトに参加したい。海外で仕事がしたい」なら、「大手専業3社」がオススメです。

「新しい工場も建てたいけど、今ある工場の改修や保守メンテナンスに携わりたい。海外よりも国内で仕事がしたい。」ならユーザー系エンジニアリング会社がオススメです。