プラントエンジニアなら、誰でも一度は辞めたいと思ったことがありますよね?
実際にプラントエンジニアを辞めた経験を元に、私や同僚がプラントエンジアを辞めた理由を紹介します。
結論
共通するのは皆「プラントエンジアより他にやりたい仕事があった」から。
目次
私の経歴
辞めた理由
・他にやりたい仕事があった
・石油化学業界の将来が不安だった
・体力的にきつかった
・精神的なストレスがあった
まとめ
私の経歴
大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社に入社しました。
化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)として4年間働いた後、精密機械メーカーへ転職しました。
辞めた理由
・他にやりたい仕事があった
私を含め辞めた同僚も皆、プラントエンジニアの他に「やりたい仕事」がありました。話を聞くと「就職活動の時に、第一希望の会社に入れずモヤモヤしていた」のです。
しかし、「働いていたプラントエンジニアが嫌いか?」というと、そうではなく「皆、やりがい」を感じていました。
事実、すぐに会社を辞めた訳では無く、会社を辞めるまでに「4~10年」の勤続年数があるので「プラントエンジアとしては一人前になってから辞めた」と言えます。
逆に言えば、「プラントエンジニアで一人前になった」からこそ「やりたかった仕事」に「もう一度挑戦したくなった」とも言えます。
私もこのパターンです。
・石油化学業界の将来が不安だった
私が勤めていのは「石油化学プラント」です。
石油化学コンビナートで働いていましたが、新しいプラントを建設するよりも、需要の無くなったプラントを休止したり壊したりするケースが多く、業界の将来がだんだん不安になりってきました。
そんな、石油化学プラントの将来が「バラ色」とは思えず、自分の将来を真剣に考え直すきっかけになりました。
・体力的にきつかった
大規模なプロジェクトや工事が始まると、土日は関係なく休みはありません。朝は早くから夜遅くまで働き通しになります。
一番キツかったのは、2ヶ月間休みなしで、朝から晩まで働いたことです。
プラントでは、「定期修理工事」(通称:定修)と呼ばれる大規模なメンテナンスを定期的に行いますが、この時期は「正に激務」です。
また、突発トラブルの対応も大変です。連続稼働しているプラントは止められないので、突貫工事で対応することもあります。修理が完了するまで家に帰れないので、徹夜も何度もありました。
・精神的なストレスがあった
「突発トラブルの呼び出しが嫌」でした。
突発トラブルの電話が来ると、すぐ手配をして修理をしなければなりません。
土日、夜中も関係なく電話がかかってくるので、精神的なストレスでした。
修理の手配をするために、自分も「土日、夜中」関係なく、電話を掛けるのも嫌でした。
「仕事だから」と割り切っていても、精神的なストレスになっていました。
まとめ
私も含め同僚も、辞めたいと思ったきっかけや直接的な理由は「今の状況から離れたい」という「ネガティブ」な内容でした。
しかし、ネガティブな理由だけでは「今の環境から、ただ逃げているだけ」になります。
ネガティブな理由を、ポジティブな理由に変えないと、転職活動はうまくいきません。
そのためには、「自分が何の仕事をしたいか?」を考えることが近道です。
今更、そんなこと言われても・・・と言う人もいるかもしれません。
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