公害防止管理者(水質1種)を目指している皆さん、こんにちは。
このサイトの管理人が、公害防止管理者(水質1種)に合格した勉強方法、勉強時間、使った参考書、過去問題集など合格のコツを合格体験記として紹介します。少しでも参考になれれば幸いです。
■取得のきっかけ
転職した会社では、公害防止管理者(水質)の選任が必要となっていましたので受験を決めました。
学生時代は「機械工学」を選考していたため「化学」は苦手でしたが、業務に直結することから必死で勉強することでなんとか1発で合格することができました。
■難易度:やや難(★★★★☆)
■受験回数:1回
■使用教材(使った教材はこの2つだけ)
参考書:新・公害防止の技術と法規 水質編
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問題集:公害防止管理者等国家試験 正解とヒント―水質関係第1種~第4種
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勉強期間、勉強方法、スケジュール
・勉強期間:5ヶ月
・生活環境:既婚、子供無し
・勉強方法・スケジュール
合格のコツ:過去問の答えを暗記するまで繰り返し解く。過去問を最低3回解く。
5ヶ月前~:
少しづつ勉強を始める。まずは、参考書「新・公害防止の技術と法規」をざーっと読んだ。これから過去問を解いていくためにこの参考書(通称:電話帳)を使い倒していくのでこの分厚い参考書への抵抗感を無くす。この段階では、内容を理解するのでは無く、どんなことが書いてあるか確認する程度。と言いつつも、試験問題はこの参考書から基本出るので過去問に書いていない内容も目を通しておくことが重要になってきます。
4ヶ月前~:
過去問を解き始める。この期間は、過去問の解き方を理解することに重点をおいた。解答解説を読み、参考書で詳細を確認する。確認した参考書のページを、問題のところにメモをしておく。これで次に問題を解くときにすぐ参考書で詳細が確認できるようになる。無理に覚えようとせず内容の理解に徹するように努めた。
物性、分析技術、法令などの暗記物は後回し。理由は、この段階で覚えても忘れるため、計算問題は、詳細な計算プロセスを書いた模範解答を書いたオリジナルノートを作成した。この内容が自分で解けるようになるまで繰り返し過去問を解いた。
過去問を解く中で繰り返し出てくる暗記が必要な項目の「オリジナルノート」を作成し、暗記モノの準備をする。
3ヶ月前~:
過去問題を繰り返し解く。繰り返し問題を解くことで、少しずつ覚えた内容も増えてきたが、本格的な暗記作業はまだ未着手。平日(寝る前・朝)は自宅、週末(土日)のどちらか1日は図書館で勉強。
1ヶ月前~:
過去問題をひたすら繰り返し解き、都度参考書で詳細について確認。過去問の内容もある程度記憶に残ってきてる。細かい内容は記憶できていないので、暗記物にも力を入れる。勉強時間をさらに増やす。
2週間前~:
ラストスパート。仕事以外はずーっと勉強。詰め込むだけ詰め込む期間。暗記・暗記・暗記。
結果:一発合格
まとめ
勉強方法としては、過去問中心でほぼ100%暗記できるまで繰り返し解きました。この試験は暗記することが多いのでとにかく繰り返し問題を解くことが合格の鍵となります。過去5年分の過去問をほぼ100%覚えれば、高い確率で合格ができます。但し、丸暗記だけでは不十分な面もありますので、過去問を解く中で参考書もあわせて確認し、総合力を身につけましょう。
コツは、早い段階では言葉や内容の理解、計算問題を中心に実施し、直前(1ヶ月~)で記憶できていない暗記モノに力を入れると効率的かと思います。
このサイト管理人は、関連資格として「公害防止管理者(大気)」「環境計量士(濃度)」も取得していますが、一番難易度が低いと感じたのは「公害防止管理者(水質)」です。
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