生活費を節約するなら●●保険の加入者は見直しを!

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現在加入している保険の種類と内容は把握していますか?
また、保険は勧められるままに加入していませんか?
今回は、保険料の見直しを目的に、保険の種類とポイントを紹介します。

まずは、ご自分が加入している「保険証書」すべて出して中身を見て下さい。保険の保障と目的が、ご自身に必要な内容とマッチングしているか確認しましょう。

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死亡した場合の保険

定期保険
目的は、死亡した場合の遺族の生活費の保障です。保険金は一括支払い。いわゆる掛け捨てタイプであり、保険料は割安となっています。特徴としては、「定期」という名前の通り一定期間を過ぎると紙切れになりますし、契約終了時にもお金は戻ってきません。注意点としては、保険料自体は割安なのですが高額な保障プランに加入するとそれだけ保険料は高くなります。また、定期保険には10年ごととにかならず見直しするような「10年定期保険」があります。若いうちは病気のリスクが低いので安いのですが、年齢を重ねるごとに保険料が高くなる仕組みになっています。
保険は必要最小限の期間と補償額を見極めることがポイントです。

終身保険
目的は、死亡した場合のご本人の葬儀代・相続税対策・遺族の生活立て直し費用です。保険金は一括支払い。保険料は割高ですが、保障される期間は一生涯続くため掛け捨てではなく必ずもらえる保険であり、貯蓄性のある保険です。葬儀代の全国平均は、189万と報告されていますので、「ご遺族の生活の立て直しに必要な金額」を加えた保障金額とすれば良いでしょう。

定期特約付終身保険
目的は、死亡した場合のご本人の葬儀代・相続税対策・遺族の生活費の保障です。保険金は一括支払い。このタイプに加入している方は、見直すことで保険料が下がる可能性が最も高くなります。このサイトの管理人もこのタイプの保険に加入しており、保険を見直すことで毎月の保険料が大幅削減となりました。
この保険のしくみは、「主契約」といわれる柱の部分と特約といわれる「オプション(上乗せ)」部分で構成されています。「主契約」は「終身保険」、「オプション」は「定期保険」となっています。つまり、先ほど説明した「終身保険」と「定期保険」を組み合わせた保険です。

この保険の悪い点として取り上げられているポイントは、
大きな保障(終身保障+定期保障)が、ある時から急激に小さくなる(終身保障のみ)
→例えば、終身保障:100万、定期保障:4900万だと、5000万の保障があると思って加入したが、気づくと100万円分の保障しかなかった
保険料がどんどん上がる
→10~15年毎に保険料が増えていく
掛け捨て部分が多い
→払い込み後に解約しても、返礼金は終身保障分しか戻らない。例として、1000万払い込んでも、返戻金は100万となることがある。

養老保険
目的は、貯蓄。保険料は一番割高になっていす。保険金は一括支払い。貯蓄性が高い商品で、死亡すると保険金が支払われる仕組みとなっています。保険と貯蓄を同時に準備できる保険ですが、保険料が高額なので貯蓄目的以外では加入しない方が無難です。

収入保障保険
最近注目の保険で、目的は遺族の生活保障。死亡した時に給付金が年金形式で60歳まで毎月受け取ることができるもので、少ない保険料で大きな保障が受けられる保険となっております。つまり、病気やケガで働けなくなっても保障を受けることはできません。保険料が安い理由は、若い時の保障は厚く、年齢を重ねる毎に保障が下がっていく仕組みです。つまり、若いときは子供が小さく大きな保障が必要ですが、年齢を重ねると子供に掛かる費用も少なくなるためそれほど大きな保障は必要ないため、とても合理的な保険です。

ケガや病気で働けなくなった時の保険

所得保障保険
こちらも最近注目の保険で、目的はご自身ご家族の生活保障。病気やケガにより長期間働けなくなった場合の収入減少をカバーる保険です。生命保険会社では「就業不能保険」という名称で扱われています。先ほどの「収入保障保険」とは違っていますのでお間違えないよう。
もしあなたが、会社員で健康保険組合に加入している場合、万一病気やケガで会社を休み収入が無くなったとしても、その間の生活保障として健保組合から「傷病手当金」が支給されます。支給額は「標準報酬月額」の2/3となります。例えば、標準報酬月額:30万の場合、傷病手当金は月20万円支給されます。尚、この「傷病手当金」は非課税なので20万円がそのまま収入となります。また、支給期間は最長で1年6ヶ月となっています。この「傷病手当金」だけでは「金額」「支給期間」が不足する場合、「所得保障保険」に加入しましょう。

医療保険
加入の目的は、差額ベッド代の保障。病気やケガをして、医療費が高額となるのを心配する方も多いのですが、実際には健康保険や国民健康保険の給付で大半の部分がまかなわれます。但し、個室の入る場合の差額ベッド代は全額自己負担になります。差額ベッド代の平均は、1日あたり約8,000円と報告されています。
例えば、4ヶ月間入院した場合の差額ベッド代は、120日×8000円=96万円となるため、この費用を医療保険でカバーすることになります。

逆に、十分な貯蓄がある方は医療保険へ加入する必要がありませんある程度の貯蓄がある方は、保障金額を減らしても良いでしょう。例えば、リスク低減を目的として、入院保障4000円の保険に加入すれば、先ほどの120日間の差額ベッド代は半額(96万→48万)となります。

高額な医療費を支払った場合、高額医療費で払い戻しが受けられる

高額医療費とは、同一月に掛かった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が後で払い戻される制度です。自己負担限度額は、年齢及び所得状況等により4段階(24,600円~140,100円)で設定されています。つまり、どんなに高額な医療費を支払っても、月14万円が自己負担の上限となります。仮に、月114万円払っても、後で100万円払い戻される。但し、先ほど紹介した「差額ベッド代」は高額医療費の対象外ですので、全額自己負担となります。

まとめ

ご自身が保険に加入する目的を確認し、それにあった保険を選び、必要な補償額のプランに加入することで余分な保険料を支払う必要がなくなります。

ご自身のライフスタイルが変われば必要な保険も変わります。保険を定期的に確認し見直ししましょう。

参考までにこのサイトの管理人が加入している保険を紹介すると、死亡時の保険は「終身保険」「収入保障保険」。病気やケガの保険は「医療保険」「所得保障保険」に加入しています。

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