エタノールは便利な物質ですが、
について紹介します。
エタノールは、別名:エチルアルコール。
結論:
エタノールは、有機溶剤。
しかし、有機則の規制対象外。
(労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則には、非該当)
エタノール(エチルアルコール)は有機溶剤に分類されますが、
厚生労働省 の有機溶剤中毒予防規則(有機則)の対象物質には含まれていません。
しかし――
- 引火性が高い
- 蒸気を吸入すると酔い・頭痛の原因
- 消防法では危険物第4類アルコール類
消防法の「危険物第4類」に該当します。消防法に則った管理が必要です。
つまり、「規制対象外=安全」ではありません。
現場では最低限の保護具と換気対策が必要です。
有機溶剤とは
有機溶剤は、いろいろな現場で塗料、
そもそも「溶剤」とは「物を溶かす」
エタノールは有機則規制外。メタノールとの違いは?
これらのうち、
有機則とは、有機溶剤中毒予防規則の略称で、
エタノールは、
一方、有機則の適用になると様々な規制を受けるようになります。名前の似た物質で、メタノールは有機則の規制となっています。
エタノールの危険性(実務で問題になるポイント)
① 引火性が非常に高い
少量でも蒸気が広がり、火気があれば着火します。
静電気火花でも引火するため、保管と作業環境管理は必須です。
② 蒸気吸入による健康影響
高濃度蒸気を吸い込むと
- めまい
- 頭痛
- 吐き気
が起きることがあります。
密閉空間での使用は特に注意が必要です。
現場で本当に必要な安全対策
1. 有機ガス用防毒マスクの使用



換気が不十分な場所では、有機ガス用防毒マスクの着用が安心です。
代表的なのは:
- 3M 有機ガス用マスク
- 興研 直結式小型防毒マスク
特に清掃作業やタンク内作業では推奨されます。
・揮発蒸気(ガス)の吸引に備えた「防毒マスク(有機溶剤)」
2. 有機ガス用吸収缶(有効期限あり)

吸収缶は消耗品です。
- 臭いを感じたら即交換
- 使用時間管理が理想
- 有効期限があるため、定期的な交換が必須です(忘れずに!)
▶エタノール(有機ガス)用吸収缶はこちら
3. 耐溶剤ニトリル手袋


素手での作業は皮膚脱脂を起こします。
現場では:
- 厚手ニトリル手袋
- 耐溶剤タイプ
が基本です。
例:
ショーワグローブ の工業用ニトリル手袋
・手を保護する「ゴム手袋」
価格も手頃で導入しやすい安全対策です。
4.保護メガネ
薬品取り扱い時に飛散した場合、目に入る恐れがあります。
目に入ると視力に支障がでるリスクがあります。
そうならないためには、保護メガネの着用は必須です。
・飛散防止に備えた「保護メガネ」![]()
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消防法上の取り扱い
エタノールは
- 危険物第4類アルコール類
- 指定数量400L
に該当します。
少量でも、保管場所の換気・火気管理は必須です。
大量保管する場合は危険物保管庫の設置を検討します。
よくある誤解
❌ 有機則対象外だからマスク不要
⭕ 作業環境次第で必要
❌ 消毒用だから安全
⭕ 高濃度蒸気は健康影響あり
まとめ
エタノールは
✔ 有機溶剤
✔ 有機則対象外
✔ しかし引火性・蒸気リスクあり
現場では
- 有機ガス用防毒マスク
- 吸収缶の管理
- 耐溶剤手袋
- 保護メガネ
この4点を最低限整備することが重要です。
安全対策はコストではなく、事故防止の保険です。
エタノールは、「約500種類ある有機溶剤の1つ」ですが、「有機則の規制適用ではありません」。
一方で、エタノールは、別名エチルアルコールであり、消防法の危険物第4類に分類され規制を受けます。消防法に従った管理をしましょう!



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