レーザー機器の表示義務とは?何をすれば良いの?

レーザー機器を取り扱う業務ではどんなことに気をつければ良いのでしょう?

作業者が安全に業務を行うためには、危険であることを周知するための各種表示が重要です。レーザー機器の取り扱いで必要な表示について紹介します。

<スポンサーリンク>




レーザー光線に関する決まり事

レーザー光線に関しては、「レーザー光線による障害の防止対策について(厚生労働省基発0325002/2005年3月25日改正)で定められています。
レーザー業務とは、レーザー機器を取り扱う業務又はレーザー光線にさらされる恐れのある業務のことです。
また、レーザー機器は、1~4までのクラスに分かれおり、数字が大きいほど有害性が高くなっています。

レーザーの危険性

レーザーの特徴として、目に見える光(可視光)だけでなく、目に見えない光(不可視光)がある点です。これが、レーザーの取り扱いが難しいとされる理由です。
レーザーの危険性を知らず不用意に取り扱うと、目や皮膚に大きな障害を起こす可能性があります。また、熱による火災の恐れもあるため、取り扱いに十分な知識が必要となります。

最も危険なのは目。障害が残る場合も。

レーザー光にさらされると目を損傷する場合があります。角膜損傷や網膜損傷となる危険性もあり、ひどい場合は失明する恐れもあります。網膜の損傷は非常に回復が難しいと言われています。

やけどの危険性

高熱により皮膚をやけどする場合があります。やけどの程度は、レーザーのクラスによって異なりますが、紙や服を燃やすエネルギーも持っています。また、溶剤や可燃性物質を燃やすほど強度が高いものもあります
強力なレーザーでは、金属を溶かすほどに高温となるため火災につながる恐れもあります

レーザーと普通の光と何が違う?

違う点は、「指向性」「単色性」「干渉性」「集約性」の4つとなります。
・指向性:普通の光は八方に広がるが、レーザーはビーム光として広がりが少なく遠くまで届く
・単色性:単色(単波長)で純粋な1つの色であり、強度の強い光
・干渉性:レーザー光は干渉するが、普通の光は干渉しない
・集約性:レンズで光を集めることが可能で、金属を溶かす程に高いエネルギーとなる

レーザー機器に必要な表示

措置内容 必要なレーザー機器のクラス
レーザー管理区域(標識、立ち入り禁止)の設置 4,3B
レーザー光、放出口の表示 4,3B,3R
レーザー機器管理者の掲示 4,3B,3R
危険性・有害性・取扱注意事項の掲示 4,3B,3R,2M,1M
レーザー機器の設置の表示 4,3B
レーザー機器の高電圧部分の表示 4,3B,3R,2M,1M

各種表示はインターネットで手に入る

一般的には、安全標識メーカーの市販品を掲示する場合が一般的です。各種用途にあったものを選んで適切に表示し、適切な作業環境を整えましょう。

安全標識の代表メーカー

ユニット株式会社
ミドリ安全株式会社
株式会社日本緑十字社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA