資格試験に最短で合格するために「分かる」と「覚える」の違いを押さえた勉強法

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資格取得を目指している皆さん、こんにちは。
「分かる」と「覚える」の違いをおさえて勉強してますか?


そのためには、まず「分かる」と「覚える」の違いを知ることが大事です。
また、試験問題に合わせて「理解型学習」と「記憶型学習」を使い分けることが必要です。

「分かる」と「覚える」は性質が違います。
覚える」は、 物事の筋道は関係なく、記憶すること。例えば、雨が降るメカニズムは理解していないが、内容を丸暗記している状態。
分かる」は、 物事の筋道を理解して、記憶することです。
例えば、雨が降るメカニズムを理解し記憶している状態です。つまり、何故そうなっているのかを筋道立てて説明ができますし質問された時には適切に応対できる状態です。

言い換えると
分かる」=「筋道・本質の理解」+「記憶」→相手に筋道立てて説明できる状態
覚える」=「記憶」のみ    →「筋道・本質の理解」は関係なく覚えている状態
といえます。

このように、
「分かる」は応用問題に対応することができますが時間が掛かります。一方、「覚える」は同じ問題であれば対応できますし、短時間で習得できます。

試験問題には、「記憶型問題」と「理解型問題」があります。それは試験問題が過去問題と同じ傾向かどうかで判断できます。
同じ問題=「記憶型問題」の場合:「覚える」勉強でOK
違う問題=「理解型問題」の場合:「分かる」勉強法での対応が必要。丸暗記だけ、正解できない。
試験問題を何回分かチェックして、どのような問題が出題されているか傾向をつかみましょう。試験問題は、記憶型と理解型が混在しているので、この2つを切り分けて計画的に勉強することが合格への最短ルートです。

意味や筋道が「分かってい」ない記憶はすぐ忘れてしまいます。記憶に意味づけできていないと後から記憶を呼び戻すことができないのです。忘れないためには、覚える作業を繰り返す、若しくは記憶を意味づけしなければなりません。理解して記憶した内容は、忘れず覚えています。記憶を強くするには、しっかり理解すること。但し、理解するには時間が掛かります。

まとめると、
試験問題の傾向を知り(過去問と同じが違うか)
人間の性質に合わせて(意味づけした記憶は忘れにくいが、単なる記憶は忘れやすい)
効果的に勉強する(「分かる」必要があるか、無いかを区別する)
ことが、合格への近道です。

具体的なテクニックは、勉強する時期によって勉強する内容に変化をつけることです
勉強の初期段階では、「理解型学習」に重点をおきます。何故なら、早い段階で「記憶型学習」に取り組んでも意味づけができていないとすぐに忘れてしまうからです。
試験日程が近づいて来たら、「記憶型学習」に取り組みましょう。

つまり、勉強の早い段階では「記憶型学習」。試験が近づいたら「理解型学習」の計画で行います。

記憶型学習:覚えた内容と同じ問題(記憶型問題)を解答するめの勉強法。
過去問を繰り返し行い、答えを丸暗記する。
理解型学習:真理・基本的事項が理解し、応用問題(理解型問題)を解くための勉強法
問い方が変わっても解答できるように理解すること。具体的な手順は、                        問題を解く→筋道の理解→筋道の記憶→同じ問題を解く→類似問題を解く(この繰り返し)

「関ヶ原の戦いは何年?」というのは、記憶型問題です。
関ヶ原の戦いが起きたきっかけ、経緯を知っていても、何年を覚えていないと正解にはなりません。但し、必要最小限の情報を暗記することで正解できます。

小学校の算数の文章問題は、理解型問題です。
「時速50kmで走る自動車が1時間後に進む距離は?」という問題の答えを「記憶」しても、問い方が変わると正解できません。理由は「速さ・時間・距離の関係」が分かっていないからです。これでは応用問題に対応できませんよね。

まとめ
・過去問と同じ試験問題の場合:記憶型勉強で短期間の勉強で可(理解が少なく、記憶するだけで正解できる)
・過去問とは違う問い方の問題:理解と記憶の両方が必要なので身につくまでに時間を要する。

・勉強の早い段階では「理解型勉強法」で、問題を解く筋道を理解・記憶する。
・試験日が近くなったら「記憶型勉強法」重視。意味づけできない事柄を繰り返し記憶していく。

検討を祈ります!

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