木造アパートでは隣人の生活音が聞こえます。常識の範囲内であれば我慢できますが、非常識な場合はどのように対応すれば良いのでしょうか?
このサイトの管理人の実体験を元にその対応方法を紹介します。
複数の不動産屋を回りようやく見つけた希望の物件にも関わらず、隣の住民が非常識人で大変苦労したことがあります。
解決法:我慢・黙認せず「迷惑行為」があれば毎回不動産屋・大家さんへ連絡する
感情的にならず冷静に対応する
一昔のように、隣の住民と顔見知りで交流がある場合はアプローチし易かったのですが、現在は隣人との交流はほとんどありません。
感情的な態度で詰め寄った結果、後で嫌がらせや仕返しをされることもあるようです。悪質な場合は、嫌がらせの郵便、注文していない宅配便、落書き、車へのイタズラ。迷惑行為があっても感情的にならず冷静に対応することが必要です。
オススメしない対応方法
・隣人の迷惑行為があった時に壁を叩く
叩いた直後は効果があるが、壁ドンが何に対するものなのかを隣人が理解していないとまたすぐに元に戻ってしまい、根本的な解決とはなりません。
・対面で直接苦情を伝える
「隣人」が常識人であれば、とても効果がありすぐに改善されます。しかし「隣人」が「ややこしい人」の場合があるので注意が必要です。直接会うことで人物が特定されますので、自分が迷惑行為をしているにも関わらず、逆恨みをして逆に嫌がらせをされる場合があります。
・苦情の張り紙、手紙を入れる
この方法も「隣人」が常識人であれば改善されます。しかし内容によっては、隣人との関係を悪化させる可能性があります。場合によっては、逆恨みされることもありますのでオススメしません。
オススメの対応方法
・不動産屋、大家さんを通じて注意してもらう
やはりこの方法が一番効果があります。迷惑行為があったら我慢したり、自分で解決しようとせず、不動産屋、大家さんへ状況を伝えましょう。ポイントは、迷惑行為の詳細(いつ、どんな状況だったか)とその迷惑行為でどのように困っているかを詳しく伝えると良いです。
体験談
このサイトの管理人も「不動産屋、大家さんを通じて注意」をしてもらいました。隣人の迷惑行為の内容は、「友達と深夜まで騒ぐ」「楽器禁止なのにギターを弾いて大声で歌う」というものでした。内覧の時には気が付きませんでしたが、壁が予想以上に薄かったのです。今思えば、チェック不足でした。
入居当初から隣人の生活音が気になるレベルだったので、引っ越し直後から不動産屋、大家さんに相談していました。その後も、迷惑行為がある度に大家さんへ連絡し注意してもらいました。
直後は収まるのですが、すぐにうるさくなる状況の繰り返しでなかなか改善されずストレスの溜まる状況でした。しかし、深夜まで騒ぐこともあり、こちらが睡眠不足で仕事にも支障が出ていることを繰り返し訴え続けました。また、楽器の使用についても「契約書では楽器禁止」となっていることを根拠に止めさせるよう要望しました。
その結果、大家さんから「隣人を別の部屋へ移動させるように説得する」との連絡がありました。しかし、本人が拒否したため移動は実現しませんでした。
その後も、事ある毎に大家さんに状況を説明し注意してもらってます。以前に比べると大分改善されましたが、アコースティックギターを弾いて歌うのは無くなりません。
押しの弱い大家さんだということがやっと分かりました。「楽器禁止ですよね?」と言っても「そうですが・・」の始末。個人的には迷惑行為なので「強制退去」で良いと思います。
非常識の隣人から解放されるまで粘り強く時間を掛けて対応する必要が有りそうです。
引っ越ししたいのは山々ですが、会社の契約なので個人都合で簡単に引っ越しできないのです。また、今は家賃補助がありますが、引っ越すと家賃補助が無くなり全額自己負担となるのです。くー!
まとめ
管理人のケースと同じように、契約書に明記されいる「迷惑・禁止行為(楽器演奏)」がはっきりしていても「大家さんは強制退去させない」場合は多いようです。迷惑行為のストレスに耐えかねて引越したり泣き寝入りするケースもあるようですので、迷惑行為があればこまめに不動産屋、大家さんへ連絡しましょう。
迷惑行為があったらその都度連絡することが大事です。不動産者・大家さんも繰り返しの迷惑行為が確認できないと、なかなか動けないのです。
そもそも、壁の薄いアパートは避けるべきですね!
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