誰でも一度くらいは、家族や友人からお金を借りた経験があるのではないでしょうか?
しかし、金融会社から借りる場合は注意が必要です。どういった点に注意すれば良いのでしょうか?
借りる前に必ず明確にする3つこと
・何の為に借りるのか?
・必要な金額はいくらか?
・確実に返せる見込みがあるか?
この3点をしっかり抑えておかないと、返済不能となり人生が破綻してしまいます。
「必要な金額だけ借りてできるだけ早く返すこと」が基本です。
典型的な失敗例
足りないお金を補うために借りる
↓
返せると思っていたが返せなくなった
↓
別の金融機関からお金を借りる
↓
借り入れ上限になりもう借りられなくなる
↓
自己破産
消費者金融
少し前まではいわゆる「サラ金」のイメージがあり敬遠される傾向にありました。現在は利息制限法で上限利息が20%を定められています。しかし、自動契約機での手軽さ、人気タレントを採用したテレビCMの効果もあって消費者金融を利用するハードルが低くなってきました。また、銀行と提携し子会社化することで名前に信頼性が高まりなんとなく安心できるイメージになっています。(**銀行ファイナンスなど)
しかし、いくら印象が良くなったとはいえ金利が高い借金であり、車のローン、住宅ローンに比べると資産を生まない悪い借金です。
基本は借りないようにして、比較的低金利な銀行に相談に行きましょう。どうしても急な出費などで、審査が間に合わない場合に限り活用して下さい。
その際には、次の3点を必ず確認することが重要です。「何の為に借りるのか」「必要な金額」「確実に返せる見込みがあるか」
急な出費で困らないコツ
身の丈にあった生活をする(見栄を張らない)
毎月コツコツ貯金する(目標は、生活費3ヶ月分程度)
販売店が勧めるローンプランで契約しない
お金を借りる理由は様々です。住宅ローン、車ローン、教育ローン、銀行ローンなどありますが、これらは消費者金融以外の金融機関で契約することになります。その際に、注意して欲しいのが販売店(車ディーラー、不動産会社など)が勧める「ローンプラン」を鵜呑みにしないことです。理由は、販売会社と付き合いのある金融機関の「ローンプラン」を紹介しているだけで、金利が高いプランを提示することが多くなっています。つまり、あなたの支出を減らそうと提示している訳ではありません。一旦家に持ち帰り、自分で金利が安い金融機関を調べて契約しましょう。この一手間だけで、何十万円も節約することができるのです。
例)借入金:200万、返済期間5年
金利 支払総額
2% 210万
5% 226万
8% 243万
10% 255万
また、金利だけでなく、融資手数料などの諸経費も必要となりますので支払い総額でも比較するようにしましょう。
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