プラントエンジニア・設備管理技術者

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の年収はいくら?安いの?

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の給料はどれくらいでしょうか?
建築物環境衛生管理技術者の資格を持つ、オーナー側の設備管理者がそんな気になる情報を紹介します。

結論

建築物環境衛生管理技術者の年収は、300万~900万 程度。
ビルメン専門の会社だと、一般社員で300~500万。所長クラスで、~700万。
オーナー側の設備管理技術者だと、~900万。

私はオーナー側の設備管理技術者ですが、ビル管理の業務だけでなく他の業務も担当しています。ビル管理の業務をベースに幅を業務の幅を広げて活躍できれば、さらに高い給料が狙えます。

私の場合、年によって年収の幅がありますが、多い時は1000万を超えるときもありました。

目次

仕事内容は?
資格手当は?
給料アップには転職がオススメ

仕事内容は?

建築物環境衛生管理技術者の資格や知識を活かして建物や電気設備などの施設管理(設備管理技術者)を行うことになります。

但し、オーナー側の設備管理技術者は、建築物環境衛生管理技術者の業務だけを担当するということはほとんどありません。

実際に担当する業務は大きく2つあって、1つは「基礎設備の保全管理」もう一つは「施設工事の計画監理」です。

①基礎設備保全管理(電気設備・機械設備)
工場、事務所の基礎設備のトラブル改善、保全管理、中長期保全や維持更新、新増築工事の計画立案・保全工事管理

具体的には、
・受変電設備の維持管理、定期点検
・エアー供給設備、高圧ガス設備、ボイラー設備、排水処理設備の運転と維持管理
・空調、照明、消防設備の維持管理

②工場・事務所レイアウトの施設工事監理
工場・事務所の機器レイアウト変更、新増築工事の仕様とりまとめ、関係部門との調節・工事仕様の計画立案・工事監理

資格手当は?

会社の制度によって異なりますが、毎月、数百円~数万円程度となっています。
私の場合は資格手当は0円ですが、試験の受験料は全額会社負担でした。

給料アップには転職がオススメ

一定の条件を満たした企業は、建築物環境衛生管理技術者を選任することが法律で決まっています。昨今の省エネルギー問題もあって、転職サイトでの設備管理技術者の求人ニーズは高まっています。

給料をアップさせるには、転職をしながらステップアップをして行くのがオススメです。
但し、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の資格があっても、実際に転職をして成功するには、実務経験が無いと採用されません。
まずは、実務経験を積むことが必要です。
全く経験が無い場合は、小さなビルメン会社に入って経験をつみましょう。
未経験でも、このステップを踏めば、年収1000万も夢ではありません。

オススメのステップアップの順番は、こんな感じです。
①ビルメン会社(~3年位)→②工事会社での施工管理(~3年位)→③オーナ側設備管理技術者(定年まで)

このような設備管理技術者の求人情報を集めた転職サイトを紹介します。
登録は無料ですので、気になる方は登録して情報をチェックしてみてください。

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空調機ドレンパン・排水受けの点検は義務?絶対必要?その理由は?

空調機のドレンパン・排水受けの点検・清掃は絶対実施しないといけないのでしょうか?
空調機は、オフィルビル、お店、学校、ホテルの天井に必ずと言っていいほど設置されています。
ドレンパン・排水受けの点検・清掃の必要性も含めて、そんな気になる情報を紹介します。

結論

空調機のドレンパン・排水受けの点検は「法律」で決まっている
「清掃」は必要に応じて実施すれば良い

目次

何の法律で決まっている?
点検・清掃の理由・目的は?
レジオネラ菌とは?

何の法律で決まっている?

2つの法律で決まっています。
1つは、労働安全衛生法の事務所衛生基準規則。もう1つは、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(別名:ビル管理法、建築物衛生法)です。

法律で決まっているため、法律の適用となる建物では、絶対実施しなければなりません。

【事務所衛生基準規則の条文】
九条の二
空気調和設備内に設けられた排水受けについて、当該排水受けの使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期的に、その汚れ及び閉塞の状況を点検し、必要に応じ、その清掃を行うこと。
ただし、一月を超える期間使用しない排水受け係る当該使用しない期間においては、この限りでない。

点検・清掃の理由・目的は?

空調機のドレンパン・排水受けの点検や清掃が法律で決まっていることは分かりましたが、どうして法律で決まっているのでしょうか?

事務所衛生基準規則の条文では、
「空気調和設備を設けている場合は、病原体によって室の内部の空気が汚染されることを防止するため」と書かれています。

詳しく調べたところ「レジオネラ属菌」が「空調ドレン水やスライム」に生息しており、これが原因で肺炎になることが理由でした。
つまり、「レジオネラ菌による部屋の空気が汚染されるのを防ぐ」ことが点検、清掃の目的です。

レジオネラ菌とは?

レジオネラ属菌は、1976年にアメリカで集団肺炎が発症した時に見つかった病原性細菌です。日本でも1981年に「レジオネラ肺炎の感染者」が初めて見つかり、その後毎年のように多くの感染者が出ています。
感染者数は「新型インフルエンザ」ほどは多くないものの、死亡率は圧倒的に上回っています。

レジオネラ属菌は自然界の水系(沼、池、河川、温泉等)や土壌に広く存在する菌で現在約55種類ほどが確認されています。

主な感染ルートは、浴槽、給水、冷却水が感染源となり、そこから発生するエアロゾルを吸引することで発症します。
最近、家庭でも頻繁に使用している「加湿器」や「加湿機能付き空気清浄機」も感染源となるので、定期的な清掃が必要となっています。

プラント配管工事の流れとは?プラント施工管理の基本知識

プラント配管工事の流れをご存じですか?施工管理をするプラントエンジニア、施工管理技術者には不可欠な知識・スキルです。

大規模な生産設備であるプラントは、装置・機器類を結ぶ「配管」が主役で、重要な役割を果たしていて、腐食性流体や高温高圧など厳しい条件で使われています。
化学プラントの施工管理技術者(プラントエンジニア)が「配管工事の流れ」を紹介します。

目次

配管の種類
プラント配管工事の流れ
1.プロセス開発、プロセス設計
2.基本設計(配管)
3.詳細設計(配管)
4.材料集計・資材調達
5.建設工事
6.配管工事
7.検査、試験、試運転
8.プラント稼働、運転、保全

配管の種類

配管の種類には製造工程での原料供給や製品移送を行うプロセス配管を始め、水・蒸気・空気・ガスなど動力源や熱源等を供給するユーティリティ配管、ほかに計装制御機器、クリーンルーム、水処理など多種多様です。

取り扱う流体には危険物も多く、高温高圧から低温まで厳しい条件で使用されるなど高度の信頼性が要求されます。配管部材にはおもにステンレス鋼が多用されています。メンテナンスフリーが理想の姿ですが、実際は腐食や摩耗で穴があいてトラブルの原因となっており、その対策が課題です。

この「腐食、摩耗対策」もプラントエンジア(特に、プラントオーナー側の設備管理技術者)の仕事です。

プラント配管工事の流れ

プラント建設には、プロセス開発、プロセス設計、基本設計、詳細設計、資材機器調達、建設工事、配管計装工事、検査試験、試運転などの工程があり、これらを経て操業が開始されます。

1.プロセス開発、プロセス設計

化学プラントの設計は、プロセス設計エンジニアと詳細設計エンジニアが担当します。

原料~製品が設定されると、基本的なプロセスフローが決定します。
条件に従い物資収支(マテリアルバランス)、熱収支(ヒートバランス)といったプロセス計算を行います。
これらを元に、プロセスフローシート(製造工程図:プロセスフローダイヤグラムPFD)やプロットプラン(機器配置図)、主要機器データなどが作成されます。
これを元にP&Iダイヤグラム(配管計装線図:P&ID)が作成されます。

2.基本設計(配管)

基本設計では、これらの資料を集約して、配管設計基準書および配管設計仕様書が作成されます。

3.詳細設計(配管)

詳細設計では、反応塔や蒸留塔、熱交換器など各種の装置の設計、コンプレッサーやタービン、ポンプ、ボイラーなど回転機器類の設計、プラント建設のための土木、建築設計、動力源の電力設備設計、加熱炉の設計、配管設計などを専門分野(機械、電気、計装、土木、建築)ごとに分担して行います。

配管設計エンジニアは、流体の種類や温度・圧力・流量・流速などの運転条件を基に、最適な配管を考え、部材の選定や加工方法、施行法法を選択します。
配管の詳細設計は、製品の品質やプラントの寿命を左右する重要な工程となっています。

配管工事は、エンジニアリング会社の工事部門が担当したり、エンジニアリング会社と契約した工事会社が担当します。
詳細設計での配管図、仕様書、施工要領書に基づき、施工図が作成されます。

配管の製作には、立体のアイソメ図、部分配管図のスプール図、工場製作用のプレファブ図など用途毎に違った図面があります。

4.材料集計・資材調達

図面から必要な材料を拾い上げて集計し、資材の発注を行います。
品物が納品されたら、受け入れ検査もしっかり行います。

5.建設工事

工事現場では先行して、基礎、建築工事、機器の据え付けといった作業が行われます。

6.配管工事

建設工事と平行して、工場(加工場)で配管の加工や溶接が行われ、プレファブ製作を行います。製作した配管部材を工事現場に搬入して、取り付けます。
その後は、配管支持、計装配管取り付け、保温保冷、塗装の各工事が行われます。

7.検査、試験、試運転

検査には、目視のほか測定器を使用した非破壊検査などがありますが、通常、高圧ガス保安法など各法規制に従った方法で行われます。
試験には、耐圧・気密テストがあり、合格すれば工事完了となります。

8.プラント稼働、運転、保全

工事が終わって、プラント運転開始後の重要な仕事に保全があり、検査計画を立てて、腐食や割れなど配管の劣化傾向もつかんで寿命を予測します。
また、日常の運転でも漏れや故障などの応急修理を行い、維持をしていきます。

建築物衛生法とビル管理法の違いは?

オフィスビルを管理していると、「建築物衛生法」や「ビル管理法」といった法律が出てきますが、この違いをご存知ですか?

法律の捉え方を間違えると、知らないうちに法律違反になってしまいます。
そんな気になる情報を、設備管理技術者(ビルメン)が解説します。

結論

「建築物衛生法」と「ビル管理法」は同じ法律です。
呼び方が違うだけです。

目次

正式な法律の名前は?
何故、呼び方がいつくもあるの?

正式な法律の名前は?

正式な名称は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」です。(昭和45年法律第20号)

これは「多数の者が使用し、または利用する建築物」の維持管理に関し「環境衛生上必要な事項等」を定めることで、「建築物を衛生的に保って、皆が健康で病気にならないようにする」ための法律です。

この法律に該当する建物を「特定建築物」と言います。

特定建築物に該当すると建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管理技術者)の選任が必要となります。
選任しないと違法になるので、注意が必要です。
<→建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管理技術者)の資格の取り方は?>

何故、呼び方がいつくもあるの?

理由は、「正式な法律の名前」が長いからです。

色々な人たちが、略して使うので、呼び方がいくつも存在しています。
正式名称は長くて使いづらいので、略称の方が一般的になっています。
メジャーな呼び方は、3つあります。

1.ビル管理法
2.ビル衛生管理法
3.建築物衛生法

1と2は呼び方が似ているので、同じ法律だと想像できるかもしれません。
しかし、1と3は呼び方が全然違うので同じ法律だとは分かりませんよね。

格好がいい呼び方は、「建築物衛生法」ですが、言いやすくて相手に伝わりやすいのは「ビル管理法」です。

私の周りの仕事仲間は、「ビル管理法」を一番使っています。

プラントエンジニアに必要なスキルは3つ!

プラントエンジニアに必要なスキルって何でしょう?気になりますよね?
化学プラントで施工管理を担当していたプラントエンジニアがそんな気になる情報を紹介します。

目次

必須なスキルは3つ
1.テクニカルスキル(専門知識)
2.マネジメントスキル(工程管理スキル)
3.ヒューマンスキル(人とのコミュニケーション)

必須なスキルは3つ

私がプラントの施工管理で必要だと思うスキルはこの3つです。
・テクニカルスキル
・マネジメントスキル
・ヒューマンスキル

どれが欠けても仕事をスムーズに進めることはできません。この3つのスキルが揃った時にようやく一人で仕事を進めることができますので、一人前と言えます。
逆に、仕事がうまく進まないと感じている場合は、どこかに弱い部分があるはずです。そこを強化すれば、仕事はうまく進むようになります。

・テクニカルスキル

まずは「専門知識」です。言うまでもありませんが、専門知識が無いと仕事はできませんよね。
専門書もありますが、専門書だけではなかなか頭に入ってきません。実務で経験しながら、専門書の理論を身につけていく方法が一番です。そのためには、とにかく仕事の数をこなして、経験を積むしかありません。
入社して3年位は、分からないことだらけなので、まさに修行期間です。

・マネジメントスキル

仕事は「段取り八分」と言われます。
これは「仕事の段取り、事前の準備をしっかりしておけば、仕事の8割は終わったようなもの。あとは、本番当日に2割をキッチリやれば仕事はうまくいく」と言うものです。
この言葉を、新入社員の時に、職人の親方からたたき込まれました。

職種や仕事の大小に関わらず、仕事をうまく回している人は、事前の準備がキッチリできています。
施工管理技術者には、工程を管理するスキルが不可欠です。
担当した工事を決まった日までに終わらせなければなりません。
工事をスムーズに進めるためには、事前の準備が必要です。当日の作業を、自分の頭の中でイメージして、スムーズに工事を終わらすために何が必要か?何が足らないか?チェックが必要です。
私は、バルブを調達するのを忘れて工期が遅れたことがあります。
ねじ1本足りないだけでも、工事は完了しないのです!

・ヒューマンスキル

人とのコミュニケーションスキルも大事です。
工事を進めるためには、客先、設計者、調達先ベンダー、職人といった様々な人と打ち合わせをして、情報を共有しなければなりません。
職人の中には、クセが強い人もいて取っつきにくいです。私も新人時代は、職人の皆さんになかなかなじめませんでした。しかし、現場の専門知識や技術に一番詳しいのが、職人の皆さんです。自分が分からないこと質問すると技術と経験に裏打ちされた答えがドンドン返ってくるのです。施工方法で困ったことがあると相談をして、いろんなアイデアをもらいました。現場は応用問題ばかりなので、場数を踏んだ職人には到底かないません。
気づけば気さくに話ができるようになって仲良くなりましたが、腹を割って本音でぶつかったからこそ、認めてもらえたのだと思っています。

私がプラントエンジニアを辞めたい!と思った訳。辞めた理由を紹介します。

プラントエンジニアなら、誰でも一度は辞めたいと思ったことがありますよね?
実際にプラントエンジニアを辞めた経験を元に、私や同僚がプラントエンジアを辞めた理由を紹介します。

結論

共通するのは皆「プラントエンジアより他にやりたい仕事があった」から。

目次

私の経歴
辞めた理由
・他にやりたい仕事があった
・石油化学業界の将来が不安だった
・体力的にきつかった
・精神的なストレスがあった
まとめ

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社に入社しました。
化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)として4年間働いた後、精密機械メーカーへ転職しました。

辞めた理由

・他にやりたい仕事があった

私を含め辞めた同僚も皆、プラントエンジニアの他に「やりたい仕事」がありました。話を聞くと「就職活動の時に、第一希望の会社に入れずモヤモヤしていた」のです。
しかし、「働いていたプラントエンジニアが嫌いか?」というと、そうではなく「皆、やりがい」を感じていました。
事実、すぐに会社を辞めた訳では無く、会社を辞めるまでに「4~10年」の勤続年数があるので「プラントエンジアとしては一人前になってから辞めた」と言えます。
逆に言えば、「プラントエンジニアで一人前になった」からこそ「やりたかった仕事」に「もう一度挑戦したくなった」とも言えます。
私もこのパターンです。

・石油化学業界の将来が不安だった

私が勤めていのは「石油化学プラント」です。
石油化学コンビナートで働いていましたが、新しいプラントを建設するよりも、需要の無くなったプラントを休止したり壊したりするケースが多く、業界の将来がだんだん不安になりってきました。
そんな、石油化学プラントの将来が「バラ色」とは思えず、自分の将来を真剣に考え直すきっかけになりました。

・体力的にきつかった

大規模なプロジェクトや工事が始まると、土日は関係なく休みはありません。朝は早くから夜遅くまで働き通しになります。
一番キツかったのは、2ヶ月間休みなしで、朝から晩まで働いたことです。
プラントでは、「定期修理工事」(通称:定修)と呼ばれる大規模なメンテナンスを定期的に行いますが、この時期は「正に激務」です。
また、突発トラブルの対応も大変です。連続稼働しているプラントは止められないので、突貫工事で対応することもあります。修理が完了するまで家に帰れないので、徹夜も何度もありました。

・精神的なストレスがあった

「突発トラブルの呼び出しが嫌」でした。
突発トラブルの電話が来ると、すぐ手配をして修理をしなければなりません。
土日、夜中も関係なく電話がかかってくるので、精神的なストレスでした。
修理の手配をするために、自分も「土日、夜中」関係なく、電話を掛けるのも嫌でした。
「仕事だから」と割り切っていても、精神的なストレスになっていました。

まとめ

私も含め同僚も、辞めたいと思ったきっかけや直接的な理由は「今の状況から離れたい」という「ネガティブ」な内容でした。
しかし、ネガティブな理由だけでは「今の環境から、ただ逃げているだけ」になります。
ネガティブな理由を、ポジティブな理由に変えないと、転職活動はうまくいきません。

そのためには、「自分が何の仕事をしたいか?」を考えることが近道です。
今更、そんなこと言われても・・・と言う人もいるかもしれません。
そんな方は、まず求人サイトでどんな求人があるのか?チェックすることから始めるのがオススメです。
求人内容を見ていくうちに、「この仕事がしたい」と思えるものが必ず見つかるはずです。

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プラントエンジニアからオススメの転職先は?

プラントエンジニアが転職を考えた時、どの業界や職種を狙えば良いのでしょうか?
プラントエンジニアは、専門性が非常に高い職種ですが、専門性が高すぎるために、自分のスキルや経験を活かした転職先がなかなか見つかりません。
私が化学プラントのプラントエンジニアから精密機械メーカーの設備管理技術者へ転職した経験を元に、そんな気になる情報を紹介します。

目次

私の体験談
オススメの転職先は?
経験・スキルを100%活かして給料をアップしたい人向け
経験・スキルを80%活かして違う業界で活躍したい人向け
経験・スキルを50%活かして立場を変えて仕事をしたい人向け
経験・スキルを30%活かしつつ新しいことに挑戦したい人向け

私の体験談

化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)から精密機械メーカーの設備管理技術者(オーナー側)へ転職をしました。
私の場合は、今までのスキル・経験を活かした「異業種異職種」への転職でした。

両方とも似た職種だと思うかもしれませんが、仕事の内容や求められるスキルは違っていました。プラントエンジニアでの経験も活かせる転職先でしたが、それだけは必要な知識は足りませんでした。転職後は、一から覚えることがたくさんあり苦労しましたが、スキルも給料もアップし転職は成功しました。
今でも後悔はしていません。しかし、建物や機械設備に携わるエンジニアであっても業界や職種が変わると必ず苦労します。「異業種異職種」を狙うには強い意志が必要です。

オススメの転職先は?

転職先は、大きく4つに分かれます。
「同業種同職種」「同業種異職種」「異業種同職種」「異業種異職種」です。
今のスキルや経験をどの程度活かしたいか?で、オススメの転職先が決まります。
今、働いている仕事の内容を振り返って、どれを選ぶか考えると転職活動が進めやすくなります。

経験・スキルを100%活かして給料をアップしたい人向け

狙いは、「同業種同職種」です。
プラントエンジアの経験を最大限に生かしてスキルアップするなら断然、今と同じプラント業界で同じ職種に転職することです。
今の会社で普通にやっている仕事のやり方であっても、違う会社ではシステム化されていない場合もあります。自分のやり方を導入するだけでも「改革レベル」に値することもあります。自分の経験に転職先のノウハウを融合させ、さらにスキルアップが可能です。今までの経験が評価されれば、給料アップが狙えます。

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経験・スキルを80%活かして違う業界で活躍したい人向け

狙いは、「異業種同職種」です。
今働いている、プラント業界から別のプラント業界に業種を変えつつ、今と同じ職種への転職がオススメです。

一口にプラント業界といっても、石油精製、化学、鉄鋼、非鉄金属、窯業、紙パルプ、食品、医療品、ガス、発電、造船、自動車、航空宇宙、油脂、環境、バイオマス、次世代燃料、再生可能エネルギー、重機、道路、スマートグリッド、水ビジネス、社会インフラなどたくさんあります。

この中から、今とは違うプラント業種に転職するのがオススメです。
業種が違っても、職種が同じなら仕事の内容・進め方は共通する部分が多いので、今のスキルや経験を活かせます。

他にも、
プラント設計 →ゼネコン、サブコンの設計、機器メーカーの設計
施工管理 →ゼネコン、サブコンの施工管理
もオススメです。

今の会社で普通にやっている仕事のやり方であっても、違う会社ではシステム化されていない場合もあります。自分のやり方を導入するだけでも「改革レベル」に値することもあります。自分の経験に転職先のノウハウを融合させ、さらにスキルアップが可能です。今までの経験が評価されれば、給料アップが狙えます。

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経験・スキルを50%活かして立場を変えて仕事をしたい人向け

狙いは、「同業種異職種」です。
業界が同じなら、ベースとなる基本的な知識や人脈はそのまま使えますので、違う職種へ転職することができます。同じ業界であっても、職種が変わると仕事の内容は大きく違うので、刺激になります。
わざわざ転職をしなくても、今働いてる会社でやってみたい職種があれば「異動願い」を出して、職種を変えてみるのもオススメです。
同じ業界で働きたいけど、今の会社に「希望の職種が無い」場合は、転職が選択肢の1つとなります。

例えば、設計→技術営業、施工管理→設計、施工側のエンジニア→オーナー側エンジニア。といった具合です。

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経験・スキルを30%活かしつつ新しいことに挑戦したい人向け

狙いは、「異業種異職種」です。

私の転職は「異業種異職種(施工管理 →オーナー側エンジニア」でしたが、プラントエンジニアの経験・スキルをある程度活かすことがでました。しかし、必要な知識は全然足りず、一から覚えることがたくさんあって苦労しました。
「異業種異職種」といっても、プラントエンジアの経験が生かせる職種がオススメです。

例えば、
施工管理 →オーナー側エンジニア(設備管理技術者)
プラント設計 → 機器メーカーの技術営業・品質管理、コンサルタント
オーナー側エンジニア →ゼネコン、サブコンの施工管理

私は「異業種異職種」への転職でしたが、何年か経ってから「水処理プラント」を管理する部門にも配属されたことがあります。
どの業界にも「規模は小さくても、いろんなプラントがあって、プラントエンジアの経験が生かせる職種はたくさんあるんだな。」と感じました。
新しいことに挑戦ができ、視野も広がり専門スキルもアップして、給料もアップしたので、私の転職は成功でした。

そんなプラントエンジアのスキル・経験が生かせる求人は、まだまだ眠っています。
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プラントエンジニアは激務?給料は?きつい?汚い?危険?

プラントエンジニアは、どの程度忙しいのでしょうか?
特にプラント工事の施工管理技術者は、工事現場を切り盛りするため、大規模な工事が始まると目が回る忙しさです。
私が化学プラントの施工管理術者として働いた経験を元に、そんな気になる情報を紹介します。

目次

忙しいのはいつ?
給料はどれくらい?
汚い?
危険?

忙しいのはいつ?

プラント工事は、計画的な工事と、突発工事の2つがあります。

突発工事は、前触れなく突然設備が壊れるケースです。プラントの製造プロセスに関係する設備が壊れた場合は、突貫工事で修理をすることになります。
工事が終わるまで、施工管理技術者は解放されません。

一方、計画的な工事は、定修と言われる「定期修理工事」があります。この定修の時期が忙しさのピークです。大体、春から秋にかけて実施されます。

定修とは、プラントをある期間(1週間~1ヶ月)停止させ、機器や機械、電気、計装設備、配管の取り替えなどの大規模なメンテナンスをしたり、設備の改造や増設を行います。
石油化学コンビナートでは、たくさんの種類のプラントが集まっています。個別にプラントを停止させる部分定修や、コンビナートにあるすべてのプラントを停止する全定修があります。
定修を毎年行うプラントもあれば、数年に1度だけ停止するプラントもあります。

数年間連続で稼働した巨大なプラントが停止すると、設備の点検が一斉に始まります。
大規模な定修になると、複数の会社(機器メーカーや、エンジニアリング会社のスタッフ、職人)が入り交じり1000人以上の人がプラント内で作業します。

こんなぐちゃぐちゃな状況で、自分が担当する工事現場を切り盛りすることになります。

忙しいのは、工事の当日だけではありません。
事前の工事計画の段階から、大忙しです。
工事をするには、交換する部品の調達、職人の手配、何トンもある機器を取り替える場合は重機の手配が必要です。
必要な費用を積算し、施主(プラントオーナーの設備管理技術者)に見積書を提出します。
金額交渉をして、金額が折り合えば、ようやく工事の受注です。金額が折り合わないと失注となり、今までの苦労が全部無駄になってしまいます。

受注したら、詳細な工事計画に移ります。
交換する部品を調達したり、職人を手配しつつ、工程表を作成します。
工事の当日、スムーズに作業ができるように職人の職長と打ち合わせをします。
施工管理技術者は、何十件もの工事を同時に管理をするため、1つ1つの工事現場は職長にお任せる場面が多くなります。ですので、しっかりしたコミュニケーションを取っておかないといけません。

また、工事の当日には、何台ものクレーン車がプラントの中で作業します。
何十台もの車両がプラントに入るので、朝に一度プラント内に入ったら夕方までプラントから出られません。このように、重機をどこに配置するか?といった、仮設計画も綿密に決めておかないといけません

このように、大規模な何十件もの工事を自分の思い通りに進めることができた時の達成感はすばらしいものがあります。まさに、感無量です。特に、大勢の人達を自分の意思でコントロールすることは、施工管理技術者の醍醐味です。オーケストラの指揮者になったような気分になります。

給料はどれくらい?

忙しさのピークの時は、休みがなく、早朝深夜までの作業となり激務です。
ピークの残業時間は、月100~200時間でした。
体力的にもとてもキツいですが、サービス残業はありませんでしたので、働いた分は給料としてしっかりもらっていました。
給料は、基本給+残業代(100時間超)ですので、「基本給の2倍以上」の時もありました。

汚い?

想像通り、はっきり言って汚いです。
化学プラントで働くと「鼻毛が伸びるのが早くなった(気のせい?)」と言われるほどです。
危険?

想像通り、危険です。
危険な業種だからこそ、安全面の管理もしっかりしています。
安全管理は、施工管理技術者の大事な仕事です。

法的に決められたの作業手順をしっかり守ったり、資格が必要な作業では専門者が作業します。さらに、工事中は「安全衛生の専門者」が居て、工事現場を定期的に巡回します。

また、毎日、施工業者や施工管理スタッフが一斉に集まり安全会議(工程会議)を行い、今のプラントの危険のポイントや工事の進捗状況(明日はここで大きなクレーンが入るので気をつけて)の情報を交換します。

このように、事故が起こらないようなしくみがしっかり確立されています。
しかし、少しでも気を抜けば大事故につながるため、常に緊張感を持っていないといけません。

設備管理技術者に必要な資格は?オススメの資格は?

設備管理技術者に必要な資格って気になりますよね?工場やオフィスビルの設備管理技術者(ビルメン)には、幅広い知識と資格が必要です。

私はプラントエンジニアから設備管理技術者(ビルメン)に転職しましたが、ビルメンで必要な資格の多さに驚きました。
私の経験を元に、そんな気になる情報を紹介します。

設備管理技術者の業務は、工場やオフィスビル各設備の維持管理(運転監視、点検、保守、改修)を行います。具体的には、建築物、電気通信設備、空気調和設備、給排水設備、消防用設備、昇降設備です。さらに工場では、純水製造設備、排水処理設備、圧縮空気プラント、プロセス薬液供給設備といった特殊な設備も扱います。

目次

・私の経歴、保有資格一覧
・就活で必須の資格は?
・転職で必須の資格は?
・オススメの資格は?

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社にプラントエンジニアとして入社しました。入社後は、機械設備工事の施工管理を専門に行う部署に配属されました。そこで建設工事やメンテナンス工事の施工監理技術者として4年間勤めた後、精密機械メーカーの製造工場・オフィスビルの設備を管理するオーナー側の設備管理技術者に転職しました。

保有資格一覧

私が保有している資格の一覧です。
法律で必須の資格もありますし、スキルアップのために取った資格もあります。
必要な資格を順番に取っていったら、これだけの資格を保有することになりました。

■電気
第3種電気主任技術者(電験3種)
エネルギー管理士
第2種電気工事士

■機械・設備
高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
1級管工事施工管理技士
建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
ファシリティマネージャー
エネルギー管理士
ボイラー整備士
2級ボイラー技士
玉掛技能講習

■化学系
第2種作業環境測定士
環境計量士(濃度)
毒劇物取扱者
危険物取扱者(甲種・乙4)
有機溶剤作業主任者
特定化学物質等作業主任者

■公害防止関係
公害防止管理者(水質1種)
公害防止管理者(大気1種)
特別管理産業廃棄物管理責任者

■安全衛生
第1種衛生管理者
第2種酸素欠乏症危険作業主任者
防火管理者

就活で必須の資格は?

新卒の方が、設備管理技術者になるために必須の資格はありません。
学生時代に理工系の専門課程を卒業していれば大丈夫です。
特に、建築、電気、機械のどれかの予備知識があればスムーズに仕事ができると思います。

しかし、入社後には覚えることがたくさんあり、資格も取得しなければなりません。
内定をもらってから入社するまでの期間に余裕があれば、資格の勉強を始めても良いかと思います。

転職で必須の資格は?

設備管理技術者に転職するためには、資格を持っていた方が断然有利です。
求人を出している企業が、「資格を持った設備管理技術者」を欲しがっていれば必須です。
例えば、法的に選任が必要な難関資格(電験、ビル管、エネルギー管理士)を持っていれば内定率はアップします。

但し、資格だけで無く前職での経験、専門スキル、実績も重要となります。
「経験がある」とアピールしても、「経験があるのにどうして資格持ってないの?」となるので、客観的に、自分のスキルを証明するためにも、資格は必要です。

オススメの資格は?

建築、電気、消防設備、空調設備といった幅広い知識が求められます。
工場とオフィスビルでは求められる資格違いますが、私が携わった工場、オフィスビルでの経験を元にオススメの資格を紹介します。

【オススメ度】
◎:業務で必要、優遇される
○:知識として持っていると有利

■電気
◎第3種電気主任技術者(電験3種)
◎エネルギー管理士
◎第2種電気工事士

■機械・設備
◎建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
◎エネルギー管理士
◎高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
○冷凍機械責任者
○2級ボイラー技士
○ファシリティマネージャー
○1級管工事施工管理技士
○ボイラー整備士
○玉掛技能講習

■化学系
◎危険物取扱者(乙4)
○第2種作業環境測定士
○環境計量士(濃度)
○毒劇物取扱者
○危険物取扱者(甲種)
○有機溶剤作業主任者
○特定化学物質等作業主任者

■公害防止関係
◎公害防止管理者(水質1種)
◎公害防止管理者(大気1種)
◎特別管理産業廃棄物管理責任者

■安全防火関係
◎第1種衛生管理者
◎防火管理者
○消防設備士
○第2種酸素欠乏症危険作業主任者

自分の専門でない分野の資格の勉強は大変ですが、コツコツ勉強すれば自分のスキルアップになります。
スキルがアップすると、今よりも大手企業へ転職し給料アップも夢ではありません。

プラントエンジニアに必要な資格は?オススメの資格は?

プラントエンジニアに必要な資格って何でしょう?プラントエンジニアは、専門性の高い技術職ですがプラントエンジア業界は、特殊な業界なのであまり詳しい情報を調べても分かりません。
私が化学プラントのプラントエンジニア(施工管理技術者)で働いていた経験を元に、そんな気になる情報を紹介します。

目次

・私の経歴、保有資格一覧
・就活で必須の資格は?
・転職で必須の資格は?
・オススメの資格は?

私の経歴

大学の機械工学科を卒業後、プラントエンジニアリング会社にプラントエンジニアとして入社しました。入社後は、機械設備工事の施工管理を専門に行う部署に配属されました。そこで建設工事やメンテナンス工事の施工監理技術者として4年間勤めた後、精密機械メーカーの製造工場・オフィスビルの設備を管理する設備管理技術者に転職しました。

保有資格一覧

私が保有している資格の一覧です。
こんなに必要なの?とびっくりした方もいますよね?
安心してください、プラントエンジア時代に取った資格はわずかです。
設備監理技術者(ビルメン)に転職してから取得したものが断然多いです。

■電気
第3種電気主任技術者(通称:電験3種)
エネルギー管理士
第2種電気工事士

■機械・設備
高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
1級管工事施工管理技士
建築物環境衛生管理技術者(通称:ビル管)
ファシリティマネージャー
エネルギー管理士
ボイラー整備士
2級ボイラー技士
玉掛技能講習

■化学系
第2種作業環境測定士
環境計量士(濃度関係)
毒劇物取扱者
危険物取扱者(甲種・乙4)
有機溶剤作業主任者
特定化学物質等作業主任者

■公害防止関係
公害防止管理者(水質1種)
公害防止管理者(大気1種)
特別管理産業破棄物管理責任者

■安全衛生
第1種衛生管理者
第2種酸素欠乏症危険作業主任者
防火管理者

就活で必須の資格は?

新卒の方が、プラントエンジニアになるために必須の資格はありません。
私は、何も資格を持っていませんでしたし、同期・先輩後輩を見渡しても学生時代に資格を持っていた人はほとんどいませんでした。
内定をもらってから入社するまでの期間に余裕があれば、資格を取っておいても良いかな?という程度です。

プラントエンジニアには、専門性が求められますので、自分の専門を生かせる分野に進んでください。エンジニアは、化学系、機械系、電気系、計装計、土木系、建築系と、細かく分担されて、各分野のエンジニアが一丸となって1つのプロジェクトを進めることになります。

転職で必須の資格は?

プラントエンジニアに転職するために、必須の資格はありません。
プラントエンジアリング業界で大切なことは、前職での経験、専門スキル、実績です。

施工管理技術者に転職したいならば、自分の専門の「施工管理技士」の資格があるとアピールができます。プラントエンジニアは、専門性が深いので難しい資格を持っていても、転職先の職種にマッチしないと持っていても役に立ちません。
但し、客観的に、自分のスキルを判断してもらえるのであるに越したことはありません。

オススメの資格は?

化学プラントで働くプラントエンジニア(機械工事の施工監理技術者)にオススメの資格を紹介します。

【オススメ度】

◎:無いと困る。
○:知識として必要。是非取ってください。
△:自分の領域外の資格。知って方が良い程度。

■機械・設備
◎玉掛技能講習
○高圧ガス製造保安責任者(甲種)
○1級管工事施工管理技士
○溶接管理技術者
○ボイラー整備士
○2級ボイラー技士

■安全衛生
◎第2種酸素欠乏症危険作業主任者

■化学系
○危険物取扱者(甲種・乙4)
○有機溶剤作業主任者
○特定化学物質等作業主任者

■電気
△第2種電気工事士

特に、機械系のエンジニアには電気の知識が無くても仕事はできます。
電気のエンジニアが居るので困ることはありませんが、最低限の電気の知識は知っておいて損はしません。