環境計量士の難易度は?勉強法は?オススメのテキストは?

 環境計量士(濃度)の難易度、勉強法、オススメの過去問題集、参考書など、私が試験に合格した経験を元に、気になることをまとめました。
 

目次

環境計量士(濃度)とは?
試験科目
合格基準、合格率
難易度は?
勉強方法は?
必要な勉強時間は?
オススメの参考書、問題集、テキストは?

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環境計量士(濃度)とは?

計量士には、一般計量士、環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)の三区分があります。
環境計量士(濃度関係)は、環境に関して濃度測定(大気とか、排水とか、土壌などの汚染)を行い、測定した濃度を証明する企業(計量証明事業所)で必要となる資格です。原則として「計量証明事業所」にはその事業区分に応じた「計量士」を置かなければいけないことになっています。
化学物質の濃度などを調べる分析センターには環境計量士(濃度)を置かなければなりません。

試験科目

環境関係法規及び化学に関する基礎知識(環化)25問
5問が環境基本法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法などの法規関連。残りは化学、物理の問題(高校~大学教養レベル)

化学分析概論及び濃度の計量(環濃)25問
原子吸光分析、ICP発光分析、ガスクロなどの分析機器の問題と公定法の問題。

計量関係法規(法規)25問
計量法から出題。

計量管理概論(管理)25題
統計学の問題。

合格基準

①専門2科目(環化と環濃)合計112点以上(50問中28問以上正解)
②共通2科目(法規と管理)合計120点以上(50問中30問以上正解)

合格率

環境計量士(濃度関係)の合格率
例年12~15%

環境計量士の難易度について

資格取得の難易度は難しい順に、

環境計量士(濃度関係)>環境計量士(騒音・振動関係)>一般計量士

になります。

公害防止管理者(水質1種、大気1種)と良く比較されますが、環境計量士(濃度)の試験は出題範囲が広く、過去問がそのまま出ないので公害防止管理者(水質1種、大気1種)より難易度が高いです。私は、3つの資格を全部持っていますが、環境計量士(濃度)がダンドツで難しかったです。

過去問の丸暗記だけで無く、きちんと理解してないと合格は難しい試験です。

勉強方法は?

①環境関係法規及び化学に関する基礎知識(環化)

・大学で化学を専攻した人は有利。
・法令問題:過去問に似た問題も出るため丸暗記。
有機化学:理解と暗記
・物理化学:微積分、気体の状態方程式、熱力学法則
・物質の性質:高校化学、数学レベル
無機化学:高校化学と大学教養レベル

②化学分析概論及び濃度の計量(環濃)
分析機器は過去問の類似問題は出るので過去問中心で暗記。公定法は傾向が定まらず勉強しにくい。

③計量関係法規
傾向が定まっているので勉強し易い。高得点が望める科目。暗記が必要。

④計量管理概論
傾向が定まっているので勉強し易い。

物理化学は基礎問題ですので、環境計量士の参考書の範囲内で勉強すれば大丈夫です。

③④は法律関係なので、過去問に似た問題がでます。但し、何故これが正解で、他の選択肢はなぜ違うのか?まで理解する事。

①②は、問題の種類が多いので繰り返し解き「問題の解きかた」に馴れる事が大事です。より多くの問題を解いて、解き方に馴れて下さい。

分かりにくい問題は、ノートに書ご自分のオリジナルノートを作るなど工夫してみて下さい。

また、公害防止管理者試験が10月にあるので、水質1種とセットでチャレンジするのもオススメです。メリハリが付きますし内容も重なる部分があります。その後の勉強の役に立ち進め易くなります。

私は、環境計量士→公害防止管理者試験の順番で、それぞれ違う年に受けました。

必要な勉強時間は?

基礎学力がある人で、300時間程度と言われています。

3ヶ月強(1日3時間×100日)
5ヶ月(1日2時間×150日)
10ヶ月(1日1時間×300日)

基礎から始める場合は、もっと多くの時間が必要になります。2~3年掛かる場合もあります。
ちなみに私は、基礎から始めたので2年掛かりました。

〈→環境計量士の合格体験記

オススメの参考書、問題集、テキストは?

過去問が多くのっていて、解説が詳しく書かれている参考書がオススメです。
 
問題集:
「環境計量士試験濃度・共通 実戦問題」
オーム社
過去7年の過去問が一冊にまとまっている。
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「環境計量士国家試験問題の正解と解説」日本環境測定分析協会
単年度の過去問題集。3年分勉強するなら3冊必要になります。
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その他補助教材:

基礎的内容を固めるには「はじめて学ぶ環境計量士試験〈濃度関係〉弘文社」が、分かりやすいと評価が高い。

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統計学に特化した本なら「マンガでわかる統計学(オーム社)」が評判が良い。

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『公害防止管理者のテキスト』環濃は分析方法などになりますので公害防止管理者テキスト(いわゆる電話帳)の中から有害物質特論の科目で勉強できます。

また化学、物理の基礎から始める場合は、参考書としてチャート式シリーズがお勧めです。

『チャート式 化学』
『チャート式 物理』

『環境計量士の近道(上・下)』(日本環境測定分析協会・丸善)はあまりお勧めしません。
 
理由は、効率良く試験の合格を目指すにはレイアウトが単調で、解説に工夫がないので、 試験勉強するには遠回りです。この本に載っていない範囲からも出題されます。但し、事前講習会のテキストなので持っている人は多数います。

管理人は事前講習会を受講したので持っていましたが、講習後の受験準備期間では、問題に詰まったときに開く程度でした。

但し、解説が詳しいので、時間をかけて基礎からじっくり勉強するのには良い本だと思います。

〈→環境計量士の合格体験記

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