建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の難易度は?勉強方法は?勉強期間は?

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建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)を目指している皆さん、こんにちは。

管理人が、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)に1発合格した勉強方法、勉強時間、使った参考書、過去問題集など合格のコツを合格体験記として紹介します。少しでも参考になれれば幸いです。

概要
管理人の評価では「難易度は並」になります。それほど難しい問題はありませんが、出題範囲がとても広く問題数が180問と多いので幅広い知識が必要となります。過去問の類似問題が例年出題されていますので、過去問を繰り返し解くことで身につきます。

苦労した点は、「ねずみ、昆虫等の防除」の科目での昆虫などの名称の丸暗記でした。これは試験1ヶ月前から追い込みました。試験当日は、試験時間が午前3時間、午後3時間と長く体力を使う試験でした。

取得のきっかけ
勤務している自社物件の建物に、「建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)」の選任が必要であり資格を取得しました。

難易度:並(★★★☆☆)

試験案内
試験名:建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
試験時期:年1回(例年10月上旬)
受験料:13,900円
試験科目:7科目
・建築物衛生行政概論
・建築物の構造概論
・建築物の環境衛生
・空気環境の調整
・給水及び排水の管理
・清掃
・ねずみ、昆虫等の防除
全問題数:180問
合格基準:総得点が65%以上かつ、各科目40%以上
試験時間:午前3時間、午後3時間

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使用した参考書、問題集

使ったのは1冊のみ
参考書:使用していない

問題集:建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)模範解答集(出版社:日本教育訓練センター)

いわゆる「赤本」でもはや鉄板の問題集です。過去6年分収録。

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勉強期間、勉強方法

勉強期間:5ヶ月間

勉強方法
購入した過去問題集を5回解いた。

スケジュール

6ヶ月前
過去問題集を購入し勉強時間のスケジュールを立てる。購入した問題集は6年分収録なので1周:1080問(180問×6年分)、5周:5400問(1080問×5回分)
1日10問解く計画で1周(1080問)に掛かる日数を計算:1080問÷20問=54日

1周目:54日(1日20問ペース
2周目:54日(1日20問ペース)
3周目:54日(1日20問ペース)

必要な勉強時間を162日と見積もり、5ヶ月前から勉強をスタートすることに決める。

~5ヶ月前
これから長期間毎日勉強しないといけないので、行動パターンを体に覚えさえるトレーニング開始。勉強する時間を朝(出勤前1時間)に決め、早起きして机に座る訓練スタート。この段階では、勉強せず机に座って読書など好きなことをして過ごした。

5ヶ月前~
勉強開始。過去問を解き始める。
やり方は、1つの科目を集中して進めた。つまり、1科目:6年分→次の科目:6回分へと進める。分からない問題があってもどんどん進めていった。1つの問題にこだわらず繰り返し問題を解くことで、記憶が定着していく。しかし、試験範囲が広く暗記が多く苦戦する。覚える内容をまとめたオリジナルノートを作成。すきま時間で暗記にも取り組んだ。勉強期間が長く、モチベーションの維持に苦労し、やる気が出ないときもあった。これを乗り切るため、土日は市立図書館や大学図書館へ出かけて勉強した。周りが勉強しているのでとても良い刺激になり自分のやる気も復活した。自宅では1時間程度しか持たない集中力も長く維持することができた。

1ヶ月前
過去問をひたすら解く。さらに、オリジナルノートを使った暗記モノの仕上げに入る。特に、昆虫の名称などは何度やっても頭にはいらないのでとにかく繰り返し覚える。暗記・暗記・暗記。

1週間前
合否を分ける重要な期間である。1日有給休暇で会社を休んで、試験と同じ時間で模擬試験を行う。問題数が多く時間配分の感覚をつかむことができた。時間この段階では5周目に突入。

前日
すべての問題をチェックする時間が無いため、過去問題集で何度も間違えた問題のみ復習する。解けた問題は無視。この段階では、問題を一瞥(いちべつ)しただけで、答えが分かる段階にまで仕上がった。夜は、夜更かしせず早く寝る。

当日
いつも通り早起き。暗記用に作成したオリジナルノートで最終チェックし試験に望む。
満点を取る必要はなく合格基準を満たせば良いので、分からない問題があっても気にせず問題を解く。

結果:合格。

これまでの苦労が報われる。一発合格のため会社からも評価された。

まとめ

勉強のポイントは以下の通りです。

・過去問題集を購入する(最新のもの)
・いきなり勉強開始せず大日程を立てる
・自分が勉強する状態をイメージし、行動を習慣化する脳トレーニングをする
・毎日短い時間で良いので勉強をする。たとえできない日があってもあきらめず続ける。
・理解できなくてもどんどん先に進む。何度も繰り返すことで覚えていく。
・やる気の出ない解き・モチベーションが下がった時は、勉強する環境を変える
・ラスト1週間が本当の勝負。勉強時間を増やす。
・本番を想定した「模擬試験」を行い時間配分の感覚をつかむ。
・満点を取る必要はない。合格基準を満たせば良いので間違いがあってもOK
・会社を休んで勉強する。
・前日の夜更かしはNG

幸運を祈ります!

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